5.3.5. ユースケース

5.3.5.1. ネットワークカメラのプラグアンドプレイ利用

5.3.5.1.1. 管理情報登録

ice onvif discoveryノードをNode-REDフロー上に配置し、 ONVIF対応カメラをエッジサーバと同じネットワークセグメントに接続すると、 自動的にカメラが発見されます。

usecase_discovery_regist

発見されたカメラにはObject IDが割り振られ、 Node-RED内で管理されます。 また、Object IDはICE Backendにも通知され、登録されます。 割り振られたObject IDはice onvif discoveryノードからNode-REDフロー上に出力されます。

5.3.5.1.2. 初期設定

ice onvif discoveryノードとice onvif pipeノードを使用して、 発見したカメラに様々な初期設定を適用することができます。

usecase_discovery_encoder

ice onvif discoveryノードから出力されるObject IDをfunctionノードで受け取り、 適切な設定値を入れたメッセージを作成してice onvif pipeノードに入力することで、 発見されたカメラに設定を行うためのメッセージを送信することができます。

このようにフローを定義することでカメラの発見時に様々な初期設定が可能となります。

5.3.5.2. バックエンドからのネットワークカメラPTZ制御

バックエンドからカメラを遠隔操作することができます。

usecase_camera_operation

ice backend inノードを通してice onvif pipeノードに Object IDと操作指示を渡すことで、 バックエンドからカメラを操作することができます。

バックエンドからカメラのObject IDを知るためには、 ICE Backend APIを使用してice onvif discovery configノードによってバックエンドに登録される Object IDを取得してください。