SigmaSystemCenterが管理するデバイスを構成する部品や、デバイス内で管理されるオブジェクトについて、SigmaSystemCenterから以下の管理が可能なものをノードと呼びます。
カスタムオブジェクト以外のデバイス
個別に障害検出が可能なもの(iStorageのディスクボリュームのみ)
個別の障害の検出が可能なものを、ノードとして扱います。本パターンのノードとして扱えるのは、iStorageのディスクアレイのディスクボリュームのみです。
デバイスから送信されるSNMP Trapのイベントに対して、関係するイベントを識別できるものをノードとして扱います。
ノードのイベントが発生したときに、汎用的なポリシーアクションを実行する以外に、そのノードに関連する稼動マシン(1台のみ)に対して、マシン用のポリシーアクションが実行できるようにデバイスのポリシーを設定することもできます。
上記のSNMP Trapの監視については、「2.6.3. デバイス監視」を参照してください。iStorageの監視については、「6.8.1. iStorageのSNMP Trapによる監視」を参照してください。
ディスクアレイと物理スイッチのポート
ディスクアレイと物理スイッチのポートについては、上記の個別障害の検出はできませんが、カスタムオブジェクトの関連設定の対象として指定することが可能です。
カスタムオブジェクトのデバイス
デバイス内の任意の部品をWebコンソールの[ノード/ポート一覧]で閲覧したり、ノードから他のマシンやデバイスと関連を設定したりすることができます。
カスタムオブジェクト定義ファイルで、対象の部品をノードとして定義することで登録されます。
デバイス本体とノードの関連の方向は、デバイスの本体からノードへの方向となります。関連については、「1.2.12. デバイス・マシンの関連(障害の影響関係)について」を参照してください。
カスタムオブジェクトのノードについて、利用可能な機能はノード一覧の閲覧と関連設定のみです。上記iStorageのディスクボリュームのように、ノード別にイベントを識別することはできません。