2. エラー一覧

メッセージはトレースに出力されます。トレースの出力形式についての詳細は、「障害解析」を参照してください。

2.1. Java版

障害時は例外を発生し、VISConExceptionクラスにてエラー情報を返却します。

 VISConException{
     public int errCode;         // エラーコード
     public String errMsg;       // エラーメッセージ
 }
エラーコードは4バイトの値で表現され、上位3バイトが発生したエラー内容を示します(下位1バイトは実行モジュール内の障害検出箇所を表す詳細コードです)。
なお、コネクタAPのメソッドはVISConExceptionクラスのエラーコードを戻り値として返却します(「オプションの設定」のエラー発生時の処理方式で”エラーリターン”を設定した場合)。
コネクタAPの返却するエラーコードの一覧を以下に示します。

2.1.1. コネクタAPのエラー

自動生成したコネクタAP内で設定/返却するエラーコードを以下に示します。

エラーコードエラー概要説明対処方法
00010101 メッセージ受信結果が異常 メッセージ受信結果が異常です。 通信ログを参照してください。
00010201 ログイン処理失敗 LOGIN処理が異常終了しました。 通信ログを参照してください。また、入力情報を確認してください。
00010301 ログアウト失敗 LOGOUT処理が異常終了しました。 通信ログを参照してください。また、入力情報を確認してください。
00010401 不明なフォーマットID クライアントAPの指定したフォーマットIDは未登録です。 登録フォーマットIDを確認してください。また、クライアントAPの指定値を確認してください。
00010402 不明なフォーマットID 受信したメッセージ上のフォーマットIDは未登録です。 登録フォーマットIDを確認してください。また、受信メッセージを確認してください。
00010501 メッセージ組立/分解時のシステム例外 メッセージ組み立て時の例外が発生しました。 入力情報を確認してください。
00010502 メッセージ組立/分解時のシステム例外 メッセージ分解時の例外が発生しました。 受信メッセージを確認してください。
00010601 MFDL不正 MFDLに定義されたパラメータ数と入力パラメータ数が異なる。 入力パラメータ数を確認してください。
00010602 MFDL不正 MFDLに定義されたパラメータ数と入力パラメータ数が異なる。 入力パラメータ数を確認してください。
00010800 PLstop受信 予期せぬPLstop受信 ホストから論理切断されました。原因を調査してください。端末識別子を確認してください。

2.1.2. ユーティリティクラスのエラー


エラーコードエラー概要説明対処方法
00080101 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くことが出来ませんでした。
(File:NullPointerException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080102 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くことが出来ませんでした。
(read:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080103 Open時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(close:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080104 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080105 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:SecurityException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080106 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:IllegalArgumentException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
ファイルオープンのモードを確認してください。
00080107 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:IOException: 80106,80108以外)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
作成しようとしたトレースファイルや作成しようとしたディレクトリのアクセス権を確認してください。
生成ソースのトレースファイル関連をカスタマイズした場合には、指定したトレースファイル名がディレクトリ名になっている可能性があります。トレースファイル名を確認してください。
00080108 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:SecurityException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080109 Open時のシステムエラー トレースファイルを開くこと、あるいは作成することが出来ませんでした。
(RandamAccessFile:IllegalArgumentException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
ファイルオープンのモードを確認してください。
00080110 Open時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(writeBytes:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080111 Open時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(seek:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080201 close時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(valueOf:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080202 close時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(seek:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080203 close時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(writeBytes:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080204 close時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(close:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080301 Write時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(seek:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080302 Write時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(write:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080303 Write時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(write:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080401 Put時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(seek:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080402 Put時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(writeBytes:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00080403 Put時のシステムエラー トレースファイルを作成することが出来ませんでした。
(writeBytes:IOException)
トレースファイルへのトレースの出力がされないこと以外はVISコネクタオブジェクトの動作には影響有りません。
他のAPがファイルにアクセスしていないか、または、トレースファイルが書き込み禁止になっていないか確認してください。
00200101 ホスト種別誤り ホスト種別の指定が誤っています。 ホスト種別を再設定してください。
00200201 コード変換種別誤り コード変換種別の指定が誤っています。 コード変換種別を再設定してください。
00200301 サイズ誤り DOUBLEデータ変換時の変換後データ格納行きのサイズが奇数になっています。 DOUBLEデータ変換時の変換後データ格納行きのサイズを偶数にしてください。
00200302 サイズ誤り DOUBLEデータ変換時の変換前データ格納行きのサイズが奇数になっています。 DOUBLEデータ変換時の変換前データ格納行きのサイズを偶数にしてください。
00200401 バッファサイズ不足 バッファのサイズが不足しています。 バッファサイズを正しい値に修正してください。
00200402 バッファサイズ不足 StringToPack変換時、変換後データ領域のバッファのサイズが不足しています。 バッファサイズを正しい値に修正してください。
00200403 バッファサイズ不足 PackToString変換時、変換後データ領域のバッファのサイズが不足しています。 バッファサイズを正しい値に修正してください。
00200501 エンディアン変換種別誤り エンディアン変換種別の指定が誤っています。 エンディアン変換種別を再設定してください。
00200701 JIS年度種別誤り JIS変換時に基本になるJIS年度種別の指定が誤っています。 JIS年度の種別を再設定してください。
00200801 KO(漢字OUT)種別誤り KO(漢字OUT)種別の指定が誤っています。 KO(漢字OUT)種別を再設定してください。
00400201 桁数指定誤り クライアントから送られてきたデータが不正です。
パック形式データの桁数が不正のため、データ変換を行うことができません。
総桁数および少数桁数を確認してください。
00400202 桁数指定誤り クライアントから送られてきたデータが不正です。
アンパック形式データの桁数が不正のため、データ変換を行うことができません。

総桁数および少数桁数を確認してください。
00400203 桁数指定誤り ホストから送られてきたデータが不正です。
パック形式データの桁数が不正のため、データ変換を行うことができません。
総桁数および少数桁数を確認してください。
00400204 桁数指定誤り ホストから送られてきたデータが不正です。
アンパック形式データの桁数が不正のため、データ変換を行うことができません。
総桁数および少数桁数を確認してください。
00400301 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
パック形式データに有効文字がないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400302 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
パック形式データに符号しかないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400303 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
アンパック形式データに有効文字がないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400304 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
アンパック形式データに符号しかないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400305 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
バイナリ形式データに有効文字がないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400306 入力データ無し クライアントから送られてきたデータに有効文字列がありません。
バイナリ形式データに符号しかないため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400307 入力データ無し ホストから送られてきたデータが空です。
パック形式データがないため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400308 入力データ無し ホストから送られてきたデータが空です。
アンパック形式データがないため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400309 入力データ無し ホストから送られてきたデータが空です。
バイナリ形式データがないため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400401 入力データ不足 パック形式データが不足しています。
データ変換を行うことができません。
ホストから送られてきたデータが不足している場合は、ホストのデータを見直してください。ホストのデータが正しい場合は、総桁数および小数部桁数を見直してください。
00400402 入力データ不足 アンパック形式データが不足しています。
データ変換を行うことができません。
ホストから送られてきたデータが不足している場合は、ホストのデータを見直してください。ホストのデータが正しい場合は、総桁数および小数部桁数を見直してください。
00400501 不正データ クライアントから送られてきたデータが不正です。
バイナリ形式のデータが不正のため、データ変換を行うことができません。
数字以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400502 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号ありパック形式のデータに不正な符号が含まれているため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400503 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号ありパック形式のデータの入力データが誤っているため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400504 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
パック形式のデータに数字以外の文字が含まれているため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400505 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
パック形式のデータに数字以外の文字が含まれているため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400506 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号なしアンパック形式データの符号部が不正(最終バイトの上位4バイトが'F'で無い)のため、データ変換を行うことができません。
(エラーとなる例と対処方法)
VISコネクタで符号無しアンパック形式と指定してあるデータ項目に対して、ホスト側から符号有りのアンパックデータが送付されてきた。
・該当項目が「符号有りアンパック」の場合
 →VISコネクタのパラメータ定義の符号を変更してください。
・該当項目が「符号無しアンパック」の場合
 →ホスト側のプログラム(TPP)を修正してください。
00400507 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号ありアンパック形式(SIGNED,SIGN IS LEADING,SIGN IS TRAILING)データの符号部が不正のため、データ変換を行うことができません。
(エラーとなる例と対処方法)
VISコネクタで符号有りアンパック形式と指定してあるデータ項目に対して、ホスト側から符号無しのアンパックデータが送付されてきた。
・該当項目が「符号無しアンパック」の場合
 →VISコネクタのパラメータ定義の符号を「UNSIGNED」に変更してください。
・該当項目が「符号有りアンパック」の場合
 →ホスト側のプログラム(TPP)を修正してください。
00400508 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
アンパック形式データの数値部不正のため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400509 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号ありアンパック形式(SIGN IS LEADING SEPARATE,SIGN IS TRAILING SEPARATE)データの符号部が不正のため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400510 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号なしアンパック形式データに数字以外のデータがあるため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400511 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号なしアンパック形式データの符号部が不正のため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400512 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
符号有りアンパック形式(SIGN IS LEADING SEPARATE,SIGN IS TRAILING SEPARATE)データの符号部が不正のため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400513 不正データ ホストから送られてきたデータが不正です。
アンパック形式データに数字以外のデータがあるため、データ変換を行うことができません。
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00400514 不正データ クライアントから送られてきたデータが不正です。
整数部に数字以外の文字が含まれているため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400515 不正データ クライアントから送られてきたデータが不正です。
少数部に数字以外の文字が含まれているため、データ変換を行うことができません。
数字、符号(符号ありの場合)、ピリオド以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400601 VISコネクタ以外の例外 クライアントから送られてきたデータが不正です。
数値データとしてのフォーマットにあったデータが入力されていないため、データ変換を行うことができません。
(ValueOf:Exception)
数字以外は無効です。正しいデータを入力してください。
00400602 VISコネクタ以外の例外 ホストから送られてきたデータが不正です。
数値データとしてのフォーマットにあったデータが入力されていないため、データ変換を行うことができません。
(ValueOf:Exception)
ホストからの電文内容をトレースで確認してください。
00800101 コード変換種別誤り コード変換種別の指定が誤っています。
コード変換を行うことができません。
コード変換種別に正しい値を指定してください。
00800401 システムエラー JDKのバージョンがサポート範囲と異なっています。
(getBytes:UnsupportedEncodingException)
コード変換を行うことができません。
JDKのバージョンが1.4.2以上であることを確認してください。
00800402 システムエラー JDKのバージョンがサポート範囲と異なっています。
(String:UnsupportedEncodingException)
コード変換を行うことができません。
JDKのバージョンが1.4.2以上であることを確認してください。
00800403 システムエラー JDKのバージョンがサポート範囲と異なっています。
(String:UnsupportedEncodingException)
コード変換を行うことができません。
JDKのバージョンが1.4.2以上であることを確認してください。
00800501 不正文字の置換あり コード変換結果、不正コードをInvalid Codeに置き換えました。 変換前データに正しいコードを設定してください。
00800601 変換結果格納領域不足 コード変換結果を格納する領域が不足しています。
変換後データ格納領域に設定できるところまでコード変換を行いました。
変換前データがサーバAPデザイナで定義しているサイズを超えています。
変換結果格納領域を不足のないように設定してください。
00800701 不正文字置き換え、領域不足 コード変換結果、不正コードをInvalid Codeに置き換えました。コード変換結果を格納する領域が不足しています。
変換後データ格納領域に設定できるところまでコード変換を行いました。
変換前データに正しいコードを設定してください。
変換前データがサーバAPデザイナで定義しているサイズを超えています。変換結果格納領域を不足のないように設定してください。
00900101 JDKのExceptionを受信 JDKのExceptionを受信 JDKのマニュアルを参照して下さい。

2.1.3. 通信クラスのエラー

通信クラスは例外発生時、トレースの取得の有無に関わらずエラー情報をファイルに出力します。出力するファイルは、WebOTXをインストールしたディレクトリのtrnsv\logs配下に”VISCom”+時間+”.log”という名前で生成します。

エラーコードエラー概要説明対処方法
02000000 Dfinit送信失敗 Dfinitの送信に失敗しました。 ホストが起動されていない場合に発生することがあります。ホストの状態を確認してください。
02000100 Dfinitの受信タイムアウト Dfinitの受信でタイムアウトが発生しました。 ホストが起動されていない場合に発生することがあります。ホストの状態を確認してください。
02000300 受信したDfinitのサイズ不正 受信したDfinitのサイズが誤っています。 電文イメージを確認してください。
02000400 Dfinitのトランザクションタイプが不正 受信したデータのトランザクション種別がDfinitではありません。 電文イメージを確認してください。
02000500 プロトコルバージョン不正 受信したDfinitのプロトコルバージョンが不正です。 ホスト側のOLF/TPのプロトコルバージョンを0x0102以降としてください
02000501 プロトコルバージョン不正 受信したDfinitの機能セットの値が不正です。 電文イメージを確認してください。
02000600 ライセンスチェック失敗 ライセンス数を超えています。 ライセンスを追加購入してください。
02000601 ライセンスチェック失敗 VMの起動時にライセンス情報が通知されていません。 WebOTXを使用して起動していないか、運用管理ツールでVISコネクタAPをチェックしていません。
02000700 コネクタ定義ファイル読み込みエラー コネクタ定義ファイル名が指定されていません。 正しいコネクタ定義ファイル名を設定してください。
02000701 コネクタ定義ファイル読み込みエラー コネクタ定義ファイルが存在しません。 正しいコネクタ定義ファイル名を設定してください。
02000702 コネクタ定義ファイル読み込みエラー ファイルIOエラーです。 コネクタ定義ファイルのアクセス権を確認してください。
02000703 コネクタ定義ファイル読み込みエラー ファイルアクセス権がありません。 コネクタ定義ファイルのアクセス権を修正してください。
04000100 パラメータ不正 ローカルポート番号の変換に失敗しました。 ローカルポート番号に正しい値を設定してください。
04000101 パラメータ不正 ポート番号の変換に失敗しました。 ポート番号に正しい値を設定してください。
04000102 パラメータ不正 ホスト名が不正です。 正しいホスト名を設定してください。
04000103 パラメータ不正 connectメソッドのパラメータが不正です。 ホスト名、サービス名を設定してください。
04000104 パラメータ不正 sendのパラメータが不正です。 sendのパラメータを確認してください。
04000105 パラメータ不正 recvのパラメータが不正です。 recvのパラメータを確認してください。
04000200 データ送信失敗 データの送信に失敗しました。 通信ライブラリのトレースを確認してください。
04000300 受信データのOLFヘッダ誤り 受信データのヘッダ部読み込みに失敗しました。 電文イメージを確認してください。
04000301 受信データのOLFヘッダ誤り 受信データが4バイト以下です。 電文イメージを確認してください。
04000302 受信データのOLFヘッダ誤り 受信データ長が不正です。 電文イメージを確認してください。
04000400 データ受信失敗 データの受信に失敗しました。 電文イメージを確認してください。
04000500 受信データのサイズ不正 受信データのサイズが4バイト以下です。 電文イメージを確認してください。
04000501 受信データのサイズ不正 受信したデータのサイズがユーザの用意したデータ域よりも長いです。 受信用のバッファを大きくしてください。
04000502 受信データのサイズ不正 実際に受信したデータのサイズとヘッダ部に書かれたサイズが不一致です。 電文イメージを確認してください。
04000600 拡張領域の設定失敗 TXIDもしくはFormatIDのコード変換に失敗しました。 正しいTXID、FormatIDを設定してください。
04000700 拡張領域の取得失敗 TXIDもしくはFormatIDのコード変換に失敗しました。 正しいTXID、FormatIDを設定してください。
04000800 不正な操作 connectせずにsendしました。 sendの前にconnectしてください。
04000801 不正な操作 確認型の送信を続けて行いました。 Txreplyを受信する前に確認型の送信をしないように制御してください。
04000802 不正な操作 connectせずにrecvしました。 recvの前にconnetしてください。
04000900 送信データ長不正 送信データサイズが0以下です。 正しいデータサイズを設定してください。
04000901 送信データ長不正 送信バッファのサイズより、送信データサイズが大きいです。 バッファサイズとデータサイズを見直してください。
04001000 受信タイムアウト Txack/Txconfの受信がタイムアウトしました。 コネクタAPからTxack/Txconfが送信されたかどうか確認してください。
04001001 受信タイムアウト データ受信がタイムアウトしました。 タイムアウト値を修正するか、ネットワークのトラフィックを調査してください。
04001100 受信スレッドの生成失敗 受信スレッドの生成に失敗しました。 メモリ不足です。不要なアプリケーションを停止してください。または、メモリを増設してください。
04001200 メッセージ種別誤り 受信したメッセージがTXReq,TXReply,DFCtrl以外です。 電文イメージを確認してください。
08000100 ソケットの生成失敗 ソケットの生成に失敗しました。 メモリ不足の時に発生することがあります。詳細はsocketの仕様を確認してください。
08000200 ソケットのタイマ設定失敗 ソケットのタイマ設定に失敗しました。 メモリ不足の時に発生することがあります。詳細はsocketの仕様を確認してください。
08000300 NoDelayの設定失敗 NoDelayオプションの設定に失敗しました。 メモリ不足の時に発生することがあります。詳細はNoDelayの仕様を確認してください。
08000400 ソケットの生成に失敗 ソケットの生成に失敗しました。 サーバが起動しているか、ネットワークが生きているか確認してください。
08000401 ソケットの生成に失敗 ソケットの生成に失敗しました。 サーバが起動しているか、ネットワークが生きているか確認してください。
08000500 ソケットのクローズ失敗 ソケットのクローズに失敗しました。 メモリ不足の時に発生することがあります。詳細はsocketの仕様を確認してください。
08000600 Streamの生成に失敗 入出力ストリームの生成に失敗しました。 メモリ不足の時に発生することがあります。詳細はStreamの仕様を確認してください。
09000000 Pstart送信失敗 Pstartの送信に失敗しました。 ホストが起動されていない場合に発生することがあります。ホストの状態を確認してください。
09000100 Pstartの受信タイムアウト Pstartの受信でタイムアウトが発生しました。 ホストが起動されていない場合に発生することがあります。ホストの状態を確認してください。
09000200 受信したPstartのサイズ不正 受信したPstartのサイズが誤っています。 電文イメージを確認してください。
09000300 受信したPstartが不正 受信したデータのプロトコルIDがUWではありません。 電文イメージを確認してください。
09000301 受信したPstartが不正 受信したデータのEvent Kindが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000302 受信したPstartが不正 受信したデータのP layer protocol versionが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000303 受信したPstartが不正 受信したデータのP層送信受信ペーシング値が不正です。 電文イメージを確認してください。
09000304 受信したPstartが不正 受信したデータのP層送達確認が不正です。 電文イメージを確認してください。
09000305 受信したPstartが不正 受信したL layer protocol versionが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000306 受信したPstartが不正 受信したL層送達確認が不正です。 電文イメージを確認してください。
09000400 Pstopの送信失敗 Pstopの送信に失敗しました。 ホストが起動されていない場合に発生することがあります。ホストの状態を確認してください。
09000500 PLstart送信失敗 PLstartの送信に失敗しました。 電文イメージを確認してください。
09000700 PLstartの受信タイムアウト PLstartの受信がタイムアウトしました。 タイムアウト値を修正するか、ネットワークのトラフィックを調査してください。
09000701 PLstartの受信タイムアウト PLstartの受信がタイムアウトしました。 タイムアウト値を修正するか、ネットワークのトラフィックを調査してください。
09000800 受信したPLstartのサイズ不正 受信したPLstartのサイズが誤っています。 電文イメージを確認してください。
09000900 受信したPLstartが不正 受信したデータのプロトコルIDがUWではありません。 電文イメージを確認してください。
09000901 受信したPLstartが不正 受信したデータのEvent Kindが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000902 受信したPLstartが不正 受信したデータのreturn idが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000903 受信したPLstartが不正 受信したデータのext flagが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000904 受信したPLstartが不正 受信したデータのL layer protocol versionが不正です。 電文イメージを確認してください。
09000905 受信したPLstartが不正 受信したデータのfunction setが不正です。 電文イメージを確認してください。
09001000 PLstopの送信失敗 PLstopの送信に失敗しました。 通信ライブラリのトレースを確認してください。
09001100 PLstopの受信タイムアウト PLstopの受信でタイムアウトが発生しました。 タイムアウト値を修正するかネットワークのトラフィックを調査してください。
09001200 受信したPLstopのサイズ不正 受信したPLstopのサイズが誤っています。 電文イメージを確認してください。
09001300 受信したPLstopが不正 受信したデータのprotocol idが不正です。 電文イメージを確認してください。
09001301 受信したPLstopが不正 受信したデータのEvent Kindが不正です。 電文イメージを確認してください。
09001302 受信したPLstopが不正 受信したデータのreturn idが不正です。 電文イメージを確認してください。