外部ツールなどを用いて、WebOTXのプロセス監視を行ないたい場合、監視を行なうべきプロセスおよび復旧方法について説明します。実際にプロセス監視を行なう場合は、以下を参考に必要に応じて監視プロセスの選択を行なってください。
なお、WebOTX上で動作するプロセス一覧については、 [ リファレンス集 ドメイン構成・環境移行編 > 1. WebOTXの構成 > 1.2. 動作プロセス ] を参照ください。
(停止) otxadmin> stop-domain --remote --user <管理ドメインの管理ユーザ名> --password <管理ドメインの管理ユーザパスワード> --port <管理ドメインの管理ポート番号> domain1 (起動) otxadmin> start-domain --remote --user <管理ドメインの管理ユーザ名> --password <管理ドメインの管理ユーザパスワード> --port <管理ドメインの管理ポート番号> domain1
(停止) otxadmin > stop-domain domain1 (起動) otxadmin > start-domain domain1ただし、この場合、[ ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.4. ドメインの起動・停止 > 3.4.4. サービスでの運用とコマンドでの運用の違い ] で説明しているように、復旧対象ドメインのプロセスユーザがコマンドを実行したユーザとなります。普段サービスから起動停止して運用しているような場合、ドメインプロセスのユーザが異なることで、アクセス権が変わり、業務アプリケーションに影響が出る可能性がありますのでご注意ください。
(停止) otxadmin> stop-domain domain1 (起動) otxadmin> start-domain domain1
(停止) otxadmin> stop-system (起動) otxadmin> start-system
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) otxadmin stop-oadj (起動) otxadmin start-oadj
(停止) invoke server.objectbrokerservice.irsv.stop (起動) invoke server.objectbrokerservice.irsv.start
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) invoke server.objectbrokerservice.corbaloc.stop (起動) invoke server.objectbrokerservice.corbaloc.start
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) invoke server.objectbrokerservice.cnamesv.stop (起動) invoke server.objectbrokerservice.cnamesv.start
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) stop-ospprxy (起動) start-ospprxy
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) otxadmin stop-jms (起動) otxadmin start-jms
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
(停止) otxadmin stop-transaction-service (起動) otxadmin start-transaction-service
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
インストール時に、WebOTX Webサーバを選択した場合に有効です。Javaの内蔵Webサーバを利用する場合には、本プロセスを監視する必要はありません。
(停止) otxadmin invoke server.WebServer.stop (起動) otxadmin invoke server.WebServer.start
(起動) otxadmin invoke server.WebServer.start
エージェントプロセスの標準出力/標準エラー出力先ファイルをローテートするためのプロセスです。このプロセスが停止した場合、エージェントプロセス上で標準出力/標準エラーに出力したメッセージがリダイレクト先のログファイル(既定値:${INSTANCE_ROOT}/logs/server.log)に出力されなくなります。
otxadmin > get server.log-service.file
otxadmin > get server.log-service.err-file
(停止) otxadmin stop-domain domain1 (起動) otxadmin start-domain domain1
外部ツールなどを用いて、WebOTXのログ監視を行ないたい場合、監視を行なうべきログファイルおよび監視メッセージについて説明します。実際にログ監視を行なう場合は、以下を参考に必要に応じて監視ログの選択を行なってください。
イベントソース名 | 説明 |
---|---|
WebOTX AS |
運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。(※1) |
WebOTXAgentService | 「WebOTX Agent Service」が出力するイベントログです。Windowsのサービス経由でWebOTXの起動・停止を行なったときのメッセージが出力されます。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。 |
WebOTX_ASMonitor systemname STDENT |
Standard/Enterpriseにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
WebOTX_ASMonitor STDENT |
Standard/EnterpriseにおけるTPモニタ制御サービス(TPAサーバ)が出力するイベントログです。監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
WebOTX_TS | 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。致命的なメッセージを監視するには「エラー」レベルを監視対象にします。 |
※1 イベントIDのフォーマットについて
Windows環境において、各イベントログに対応するイベントIDは32bitのビット列で構成されています。ビット数 | 定義 |
---|---|
1〜2 | Severity |
3 | Customer bit |
4 | Reserved bit |
5〜16 | Facility code |
17〜32 | Status code |
最上位2bit | 種類 |
---|---|
00 | 成功 |
01 | 情報 |
10 | 警告 |
11 | 異常 |
otxadmin > set server.log-service.eventlogid-with-severity=true
編集前 | 編集後 | |
---|---|---|
rsyslog | #$ModLoad imudp.so #$UDPServerRun 514 |
$ModLoad imudp.so $UDPServerRun 514 |
rsyslog (RHEL7.xの場合) |
#$ModLoad imudp #$UDPServerRun 514 |
$ModLoad imudp $UDPServerRun 514 |
syslog-ng | #udp(ip("0.0.0.0") port(514)); |
udp(ip("0.0.0.0") port(514)); |
実行コマンド | |
---|---|
rsyslog | /etc/init.d/rsyslog restart |
rsyslog (RHEL7.xの場合) |
systemctl restart rsyslog.service |
syslog-ng | /etc/init.d/syslog restart |
ログ識別名 | 説明 |
---|---|
WebOTX AS | WebOTX内部で共有メモリやセマフォの作成、取得に失敗した場合に出力するイベントログです。また、Transactionサービスが出力するイベントログです。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
WebOTX_AS_Agent | 運用管理エージェントが出力するイベントログです。致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
OTXM:systemname | Standard/Enterpriseにおける「TPモニタ」サービスが出力するイベントログです。 systemnameには該当ドメインで設定したシステム名が入ります。 監視の詳細は [ 高度な管理と運用サイクルガイド > 4. 監視 > 4.2. ログ監視 > 4.2.4. 監視対象メッセージ(TPSメッセージ) ] を参照してください。 |
WebOTX_TS | 旧バージョンのWebOTX Transactionサービスが出力するイベントログです。Transactionサービスの旧互換ライブラリを使用している場合のみ出力します。 致命的なメッセージを監視するには「Error」レベル以上を監視対象にします。 |
ファイル名 | 説明 |
---|---|
|
WebOTXドメインのエージェントプロセスで出力される全てのメッセージを統合したログです。致命的なメッセージを監視するには「ERROR」レベルを監視対象にします。 |
|
WebOTX Webサーバのエラーログです。致命的なメッセージを監視するにはログの先頭に「error」「emerg」「alert」「crit」が出力されたメッセージを監視対象にします。 |
|
Object Brokerのoadが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of oad failed.」を含むメッセージを監視対象にします。 |
|
Object Brokerの名前サーバが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of namesv failed.」を含むメッセージを監視対象にします。 |
|
Object Brokerのキャッシュ名前サーバが出力するログファイルです。致命的なメッセージを監視するには、「ERROR: Startup of cnamesv failed.」を含むメッセージを監視対象にします。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS04-00102 | ERROR |
|
TPS04-00103 | ERROR | キューの送受信で永久障害が発生したので、システムTPPは終了しました。 |
TPS04-00105 | ERROR | TPBASE 内部テーブルのロック/アンロックの異常により、システムTPPは終了しました。 |
TPS04-00203 | ERROR | WebOTX内部で使用するテーブルが正しくありません。 |
TPS04-00204 | ERROR | カタログディレクトリ下のtpsmsgディレクトリへの移動に失敗しました。ERRNOは、内部で発行しているシステムのchdir 関数のerrnoです。 |
TPS04-00406 | ERROR | 端末情報の取得に失敗しました。 |
TPS04-00807 | ERROR | アプリケーション初期プロセスが異常終了しました。 |
TPS04-00813 | ERROR | アプリケーション初期プロセスを起動できません。 |
TPS04-00816 | ERROR | アプリケーション初期プロセスからのレスポンスを、待ち時間を経過した後に受信しました。トランザクションの実行結果に関係なく電文を破棄しました。負荷が高い状態で運用されていることが考えられます。 |
TPS04-00903 | ERROR | オペレータメッセージの送信処理でエラーが発生しました。 |
TPS04-00905 | ERROR | オペレータメッセージの送信処理でエラーが発生しました。 |
TPS04-01002 | ERROR | アプリケーショングループの起動に失敗しました。 |
TPS04-01003 | ERROR | アプリケーショングループの停止に失敗しました。 |
TPS04-01011 | ERROR | 内部テーブルが正しくありません。 |
TPS04-01012 | ERROR | VDサーバから不正な電文を受信しました。 |
TPS04-01013 | ERROR | VDサーバに対する電文の送信でエラーが発生しました。 |
TPS04-01201 | ERROR | キュー制御関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPPは終了します。 |
TPS04-01202 | ERROR | メモリプール関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPP は終了します。 |
TPS04-01203 | ERROR | キュー制御関数でエラーが発生しました。一時障害なら処理を続行します。永久障害ならシステムTPP は終了します。 |
TPS04-01301 | ERROR | メモリ不足のため作業領域が確保できません。 |
TPS04-01404 | ERROR | VDの起動に失敗しました。 |
TPS04-01405 | ERROR | VDの停止に失敗しました。 |
TPS04-01503 | ERROR | activeディレクトリへのアクセスが失敗しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS07-00106 | ERROR | リスナでキュー制御関数が失敗しました。エラーの内容はERRNOに依存します。 |
TPS07-00312 | ERROR | 内部テーブルにアタッチできません。 |
TPS07-00313 | ERROR | テーブルのロック/アンロックでエラーが発生しました。 |
TPS07-00401 | ERROR | リスナが起動後、着呼待ちを行うための通信手順を行う際に致命的エラーがメッセージ内に表示される通信API関数で発生しました。 |
TPS07-00402 | ERROR | リスナ起動に必須である関数(メッセージ内に表示)でエラーが発生したため、リスナが起動できません。 |
TPS07-00403 | ERROR | メッセージ内に表示されるキュー制御関数で致命的エラーが発生しました。異常の内容はERRNOに依存します。 |
TPS07-00602 | ERROR | TPBASE内部のキュー制御関数でエラーが発生しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS09-00101 | ERROR | VDサーバの初期化処理に失敗しました。 |
TPS09-00106 | WARNING | VDサーバがVD解放処理に失敗しました。VDを閉塞します。 |
TPS09-00107 | WARNING | VDサーバがVD接続処理に失敗しました。VDを閉塞します。 |
TPS09-00114 | ERROR | 電文の再送に失敗しました。 |
TPS09-00115 | WARNING | トランザクション型VDで起動先オペレーションのレスポンス待ち時間をオーバーしました。 |
TPS09-00202 | WARNING | VDサーバがVDごとの制御テーブルを検索できませんでした。 |
TPS09-00203 | WARNING | VDサーバがクライアントごとの制御テーブルを検索できませんでした。 |
TPS09-00204 | WARNING | VDサーバがオペレーションごとの制御テーブルを検索できませんでした。 |
TPS09-00205 | WARNING | VDサーバが接続中のクライアントごとの制御テーブルを検索できませんでした。 |
TPS09-00206 | WARNING | VDサーバが接続中のVDごとの制御テーブルを検索できませんでした。 |
TPS09-00309 | ERROR | メモリの確保に失敗しました。 |
TPS09-00401 | ERROR | VDサーバがメモリプールの初期化をできませんでした。 |
TPS09-00402 | ERROR | VDサーバがメモリプールの生成をできませんでした。 |
TPS09-00403 | ERROR | VDサーバがメモリプールの削除をできませんでした。 |
TPS09-00404 | ERROR | VDサーバが端末送受信用メモリプールID の取得に失敗しました。 |
TPS09-00406 | ERROR | 電文送信用に確保したメモリブロックの解放に失敗しました。 |
TPS09-00501 | ERROR | VDサーバがキュー制御の初期化をできませんでした。 |
TPS09-00502 | ERROR | VDサーバがキューを生成できませんでした。 |
TPS09-00503 | ERROR | VDサーバがキューを削除できませんでした。 |
TPS09-00504 | ERROR | VDサーバがキュー制御のリセットをできませんでした。 |
TPS09-00506 | WARNING | VDサーバがキューをデキューイング禁止にできませんでした。 |
TPS09-00507 | WARNING | VDサーバがキューをデキューイング禁止解除にできませんでした。 |
TPS09-00509 | WARNING | VDサーバがトランザクション型VDの電文を送信できませんでした。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00511 | WARNING | VDサーバが端末型VDの電文を送信できませんでした。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00512 | WARNING | 正常に送信完了した電文をキューから削除できませんでした。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00513 | WARNING | VDサーバがキューをキューイング禁止にできませんでした。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00514 | WARNING | VDサーバがキューをキューイング禁止解除にできませんでした。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00516 | WARNING | VDサーバが滞留電文数を取得するためのキュー情報取得に失敗しました。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00518 | WARNING | VDサーバがキューの電文をパージ(デキューイング)できませんでした。 |
TPS09-00601 | WARNING | リソース不足検出時のリトライ処理のためのタイマ登録に失敗しました。このVDを閉塞します。 |
TPS09-00602 | WARNING | レスポンス時間監視用タイマ登録に失敗しました。 |
TPS09-00603 | WARNING | レスポンス時間監視用タイマキャンセルに失敗しました。 |
TPS09-01110 | WARNING | VD サーバへのVD滞留電文削除要求に失敗しました。 |
TPS09-01114 | WARNING | VD作成に失敗しました。 |
TPS09-01119 | WARNING | VDキューの滞留電文数の取得に失敗しました。 |
TPS09-01124 | WARNING | 処理の途中でクライアントが切断されました。 |
TPS09-01201 | WARNING | ファイル型VDのファイルオープンでエラーが発生しました。 |
TPS09-01202 | WARNING | ファイル型VDのファイルリードでエラーが発生しました。 |
TPS09-01203 | WARNING | ファイル型VDのファイルライトでエラーが発生しました。 |
TPS09-01204 | WARNING | ファイル型VDのメッセージ登録に失敗しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS10-00301 | ERROR | メモリプールIDが取得できません。 |
TPS10-00401 | ERROR | 内部で利用される共有メモリが不足しています。 |
TPS10-00501 | ERROR | メモリプールの初期化ができません。 |
TPS10-00601 | ERROR | メモリブロックの解放ができません。 |
TPS10-00701 | ERROR | メモリプールの作成ができません。 |
TPS10-00801 | ERROR | 内部で利用されるキュー制御関数の初期化ができません。 |
TPS10-00901 | ERROR | 内部で利用されるキューの生成ができません。 |
TPS10-01001 | ERROR | 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。 |
TPS10-01201 | ERROR | 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。 |
TPS10-01301 | ERROR | 内部で利用されるメモリブロックの確保ができませんでした。 |
TPS10-01401 | ERROR | 内部で利用される共有メモリが不足しています。 |
TPS10-02501 | ERROR | 指定されたプロセスグループは存在しない。 |
TPS10-02601 | ERROR | なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。 |
TPS10-02701 | ERROR | なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。 |
TPS10-02901 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-03001 | ERROR | activeディレクトリに書き込み権がありません。 |
TPS10-04501 | ERROR | なんらかの原因で内部で利用されるテーブルが破壊されています。 |
TPS10-11701 | ERROR | 実行スレッドが全て停止しました。 |
TPS10-13501 | ERROR | WebOTXの制御外でスレッドが消滅しているのを検出した。 |
TPS10-14201 | ERROR | 内部で利用されるキュー制御関数でエラーが発生しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS10-01901 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-02101 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-02201 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-02301 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-03101 | ERROR | 停止中のアプリケーショングループに対して呼び出しが発生しました。 |
TPS10-03201 | ERROR | 閉塞中のオペレーションに対して呼び出しが発生しました。 |
TPS10-03301 | ERROR | サーバコンポーネント(dllディレクトリの.so、.sl、.dll)の形式不正。 |
TPS10-03501 | ERROR | データベースの接続ができませんでした。 |
TPS10-03601 | ERROR | データベースの切り離しに失敗しました。 |
TPS10-03701 | ERROR | オペレーションの再実行回数が設定値になりました。 |
TPS10-04401 | ERROR | オペレーション実行中に例外が発生しました。コードに続いてアプリケーショングループ名、プロセスグループ名、プロセスIDを表示しています。 |
TPS10-04901 | ERROR | なんらかの原因で内部テーブルが破壊されています。 |
TPS10-05101 | ERROR | ディスク容量不足で、ファイル型VDへの書き込みエラーが発生しました。 |
TPS10-05301 | ERROR | ORACLEのエラーが検出されました。 |
TPS10-11001 | ERROR | スレッド情報の初期化に失敗しました。 |
TPS10-11101 | ERROR | スレッド生成後の初期化処理にてタイムアウトが発生しました。 |
TPS10-12001 | ERROR | 内部エラー。 |
TPS10-12201 | ERROR | 内部エラー。 |
TPS10-12301 | ERROR | 内部エラー。 |
TPS10-13001 | ERROR | TPSAbort(0) (スレッドの終了)が呼び出されました。ユーザ実装部でTPSAbort(0)を呼んだか、もしくは、Javaで作られた常駐オブジェクトのコールバックがランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(0)を呼び出しました。 |
TPS10-13101 | ERROR | TPSAbort(1) (スレッドのリスタート)が呼び出されました。 |
TPS10-13201 | ERROR | TPSAbort(-1) (プロセスの終了)が呼び出されました。ユーザ実装部でTPSAbort(-1)を呼んだか、もしくは、Javaで作られたユーザ実装部がランタイム例外を発生したためにそれを検出したオブジェクトマネージャがTPSAbort(-1)を呼び出しました。 |
TPS10-13301 | ERROR | オペレーションの実行時間の上限を超えたため処理を打ち切りました。 |
TPS10-14001 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-14101 | ERROR | メモリ不足です。 |
TPS10-16001 | ERROR | DB連携機能を使用したプロセスで例外が発生したためプロセスを強制終了しました。 |
TPS10-16101 | ERROR | DB連携機能を使用したプロセスで実行時間超過が発生したためプロセスを強制終了しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS12-00101 | ERROR | ホスト名がhostsファイル内に定義されていません。 |
TPS12-00103 | ERROR | socketシステムコールでエラーが発生しました。 |
TPS12-00104 | ERROR | connectシステムコールでエラーが発生しました。 |
TPS12-00112 | ERROR |
|
TPS12-00113 | ERROR |
|
TPS12-00115 | ERROR |
|
TPS12-00116 | ERROR |
|
TPS12-00117 | ERROR |
|
TPS12-00119 | ERROR | getaddrinfoシステムコールでエラーが発生しました。 |
TPS12-00120 | ERROR | ソケットの作成に失敗しました。 |
TPS12-00121 | ERROR | selectシステムコールでエラーが発生しました。 |
TPS12-01310 | ERROR |
|
TPS12-01311 | ERROR |
|
TPS12-01312 | ERROR |
|
TPS12-01313 | ERROR |
|
TPS12-54101 | ERROR |
|
TPS12-54102 | ERROR |
|
TPS12-54112 | ERROR |
|
TPS12-54132 | ERROR |
|
TPS12-54133 | ERROR |
|
TPS12-54134 | ERROR |
|
TPS12-54239 | ERROR |
|
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS13-00102 | ERROR | メッセージ制御の初期処理でエラーが発生したため終了しました。以下の場合があります。
|
TPS13-00103 | ERROR | キューの送受信で永久障害が発生したので、メッセージ制御は終了しました。 |
TPS13-00105 | ERROR | 内部テーブルのロック/アンロックの異常により、メッセージ制御は終了しました。 |
TPS13-00201 | INFO | 内部で使用するテーブルが正しくありません。 |
TPS13-00301 | INFO | 受信電文に必要な最低限の長さがありません。 |
TPS13-00302 | ERROR | 受信電文の要求種別はメッセージ送信TPP で扱わないものです。 |
TPS13-00502 | ERROR | 割り込みが発生しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS15-00102 | ERROR | プロセスの起動に失敗しました。 |
TPS15-00106 | ERROR | TPシステムが起動時情報登録に失敗しました。 |
TPS15-00602 | ERROR | メモリ不足のため、コマンド管理テーブルの作成に失敗しました。 |
TPS15-00603 | ERROR | メモリ不足のため、プロセス管理テーブルの作成に失敗しました。 |
TPS15-00604 | ERROR | 共有メモリはすでに存在しています。 |
TPS15-00605 | ERROR | 共有メモリの確保に失敗しました。 |
TPS15-00612 | ERROR | メッセージキューが処理待ちのメッセージでいっぱいになりました。 |
TPS15-00701 | ERROR | TPBASE構成ファイル中のTBLKEY で共有テーブルが作成できませんでした。 |
TPS15-00702 | ERROR | TPBASE構成ファイル中のTBLKEYで共有テーブルが作成できませんでした。 |
TPS15-00901 | ERROR | 構成ファイル(tpbase.cnf)の処理中にエラーが発生しました。 |
TPS15-01101 | ERROR | TPシステムの起動に失敗しました。 |
TPS15-01102 | ERROR | TPシステムが異常終了しました。 |
TPS15-01103 | ERROR | アプリケーショングループの起動に失敗しました。続く名前はアプリケーショングループ名。 |
TPS15-01105 | ERROR | プロセスグループの起動に失敗しました。CLASSはプロセスグループ名、PEDはアプリケーショングループ名。 |
TPS15-01107 | ERROR |
|
TPS15-01313 | ERROR | ファイルI/Oエラーが発生しました。 |
TPS15-02002 | ERROR | TPモニタプロセス(tpmMain)で例外が発生しました。 |
TPS15-02003 | ERROR | sigaction()コールの失敗により、TPシステムの起動に失敗しました。 |
TPS15-02004 | ERROR | fork()コールの失敗により、TPシステムの起動に失敗しました。 |
TPS15-02009 | ERROR | TPシステム登録情報が不正です。 |
TPS15-02022 | ERROR | レジストリへのアクセスに失敗しました。 |
TPS15-02023 | ERROR | レジストリへのアクセスに失敗しました。 |
TPS15-02026 | ERROR | CreateProcess()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02027 | ERROR | sigaction()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02028 | ERROR | execvp()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02029 | ERROR | fork()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02030 | ERROR | waitpid()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02034 | ERROR | sigaction()コールの失敗により、TPモニタの起動に失敗しました。 |
TPS15-02101 | ERROR | TPモニタが予期しないシグナル xxxx を受信し、例外しました。 |
TPS15-10001 | ERROR | キュー管理ロックテーブルの初期化に失敗しました。 |
TPS15-10002 | ERROR | キュー管理テーブルの共有メモリの確保に失敗しました。 |
TPS15-10003 | ERROR | キュー管理テーブルの共有メモリのアタッチに失敗しました。 |
TPS15-10004 | ERROR | メッセージ管理テーブルの共有メモリの確保に失敗しました。 |
TPS15-10005 | ERROR | メッセージ管理テーブルの初期化に失敗しました。 |
TPS15-10006 | ERROR | メモリプールテーブルの共有メモリの確保に失敗しました。 |
TPS15-10007 | ERROR | メモリプールテーブルの初期化に失敗しました。 |
TPS15-10008 | ERROR | メモリプールテーブルの作成に失敗しました。 |
メッセージID | ログレベル | 説明・注意事項 |
---|---|---|
TPS19-00101 | ERROR | 指定された制御キュー専用VDFのサイズが小さい。 |
TPS19-00102 | ERROR | 指定されたデータVDFのサイズが小さい。 |
TPS19-00103 | ERROR | 制御キュー専用VDFが存在します。 |
TPS19-00104 | ERROR | メモリ型VDFが存在します。 |
TPS19-00105 | ERROR | VDグループ内最大VDF数をオーバーしました。 |
TPS19-00106 | ERROR | VDF内のVDキュー数が上限に達しました。 |
TPS19-00107 | ERROR | 滞留キュー情報のリカバリに失敗しました。 |
TPS19-00108 | ERROR | 他のグループのVDFです。 |
TPS19-00109 | ERROR | マスターVDFのサイズが大きすぎて、生成できません。 |
TPS19-00110 | ERROR | 制御キュー専用VDFのサイズが大きすぎて、生成できません。 |
TPS19-00111 | ERROR | 制御キュー専用VDFの指定サイズが大きすぎて、生成できません。 |
TPS19-00112 | ERROR | データVDFのサイズが大きすぎて、生成できません。 |
TPS19-00113 | ERROR | データVDFの指定サイズが大きすぎて、生成できません。 |
TPS19-00201 | ERROR | VD管理構造体、又はVDF管理構造体領域の確保に失敗しました。 |
TPS19-00202 | ERROR | 仮送信管理構造体領域の確保に失敗しました。 |
TPS19-00203 | ERROR | スレッド管理構造体領域の確保に失敗しました。 |
TPS19-00204 | ERROR | スレッド管理構造体、又は仮送信管理構造体領域の確保に失敗しました。 |
TPS19-00205 | ERROR | VD管理構造体が存在しません。 |
TPS19-00301 | ERROR | 遅延送信データのコミット時に、VDキューが削除されています。 |
TPS19-00302 | ERROR | 全遅延送信データのコミット時に、VDグループが削除されています。 |
TPS19-00303 | ERROR | 遅延送信データのキャンセル時に、VDキューが削除されています。 |
TPS19-00304 | ERROR | VDキューが、VDグループ内最大VDキュー数をオーバーしました。 |
TPS19-00305 | ERROR | 受信バッファサイズが小さい。 |
TPS19-00306 | ERROR | 送信電文の登録に失敗しました。 |
TPS19-00307 | ERROR | レコード格納領域の取得に失敗しました。 |
TPS19-00308 | ERROR | 電文の状態が不正。 |
TPS19-00309 | ERROR | 電文の再送信でパラメータエラーが発生しました。 |
TPS19-00310 | ERROR | 送信禁止のため、電文の送信に失敗しました。 |
TPS19-00311 | ERROR | 滞留上限値(MSGLIM)を超えたため、電文の送信に失敗しました。 |
TPS19-01001 | ERROR | メモリ型VDFの生成に失敗しました。 |
TPS19-01002 | ERROR | ファイル型VDFの生成に失敗しました。 |
TPS19-01003 | ERROR | メモリ型VDFのアタッチに失敗しました。 |
TPS19-01004 | ERROR | ファイル型VDFのマップに失敗しました。 |
TPS19-01005 | ERROR | メモリ型VDFのデタッチに失敗しました。 |
TPS19-01006 | ERROR | ファイル型VDFのアンマップに失敗しました。 |
TPS19-01007 | ERROR | 制御キュー専用VDFの削除に失敗しました。 |
TPS19-01008 | ERROR | メモリ型データVDFの削除に失敗しました。 |
TPS19-01009 | ERROR | メッセージ送受信に失敗しました。 |
TPS19-01010 | ERROR | VDアンロックに失敗しました。 |
TPS19-01011 | ERROR | VDロックに失敗しました。 |
TPS19-01012 | ERROR | タイマ設定に失敗しました。 |
TPS19-01013 | ERROR | ディレクトリ作成に失敗しました。 |
TPS19-01014 | ERROR | モニタ情報の取得に失敗しました。 |
TPS19-01015 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01016 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01017 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01018 | ERROR | タイマ設定解除に失敗しました。 |
TPS19-01019 | ERROR | モニタは起動していません。 |
TPS19-01020 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01021 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01022 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01023 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01024 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01025 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01026 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01027 | ERROR | OSライブラリ関数でエラーが発生しました。 |
TPS19-01028 | ERROR | IPC資源へのアタッチに失敗しました。 |
TPS19-01029 | ERROR | VDグループアンロックに失敗しました。 |
TPS19-01030 | ERROR | VDグループロックに失敗しました。 |
モニター(Monitor MBean)による監視を行うと、監視に伴うイベントが発生した際、統合運用管理ツール上ではそのイベント内容が画面に表示されます。
また、そのメッセージはサーバ側のログファイルにも記録されます。
さらに、JMX(Java Management Extension) APIを使用したプログラミングにより、それらのイベント(Notification)を受信して独自のアクションを起こすことが可能になります。
なお、WebOTX上で動作するモニターについての詳細は、 [ ドメイン構築・基本設定ガイド > 9. モニタリング > 9.1. モニタリングについて > 9.1.2. モニタの種類 ] を参照してください。
実際にモニターによる監視を行なう場合は、以降を参考に必要なモニターの登録操作を行なってください。
インクリメントされる整数の属性値を監視するには、カウンタモニター(Counter Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。
小数点のある値 (Double, Floatなど)も含め、ゲージのように上下する属性値を監視するには、ゲージモニター(Counter Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。
文字列の変更を監視するには、ストリングモニター(String Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。
サービスのアライブチェックを監視するには、アライブチェックモニター(Alive Check Monitor)を該当ドメイン上の運用管理エージェントに登録します。