WebOTX Manual V10.2 (第4版) 目次を表示 |
システムに関する設定項目について説明します。
WebOTXでは動作環境についての情報を環境変数やJavaシステムプロパティとして保持しています。
WebOTXドメイン共通の環境変数は、以下の設定ファイルで定義されます。
${AS_INSTALL}\config\asenv.bat
${AS_INSTALL}/config/asenv.conf
以下にその一覧を示します。
変数名 | 説明 | 既定値 | |
---|---|---|---|
AS_INSTALL | WebOTXインストールディレクトリ。インストール時に指定する。 |
|
|
AS_ANT | ANTディレクトリ | ${AS_INSTALL}/lib/ant | |
AS_ANT_LIB | ANTライブラリディレクトリ | ${AS_ANT}/lib | |
AS_WEBSERVICES_LIB | WEBサービスライブラリディレクトリ | ${AS_INSTALL}/lib | |
AS_IMQ_LIB | JMSライブラリディレクトリ | ${AS_INSTALL}/jmq/lib | |
AS_IMQ_BIN | JMS実行ディレクトリ | ${AS_INSTALL}/jmq/bin | |
AS_CONFIG | コンフィグディレクトリ | ${AS_INSTALL}/config | |
AS_JAVA | JAVAインストールディレクトリ | ${JAVA_HOME} | |
AS_ACC_CONFIG | アプリケーションクライアントが使用するXMLファイル | ${AS_INSTALL}/lib/appclient/nec-acc.xml | |
AS_ICU_LIB | WebOTX実行時に必要なネイティブライブラリディレクトリ | ${AS_INSTALL}/lib | |
AS_DEF_DOMAINS_PATH | domainsディレクトリ | ${AS_INSTALL}/domains | |
DERBY_INSTALL | Derbyインストールディレクトリ | Derbyは Java SE 8 に含まれています。 | |
AS_OSPI_HOME | Object Brokerインストールディレクトリ | ${AS_INSTALL}/ObjectBroker | |
AS_BOOT_DOMAIN | サーバ起動時に自動起動されるドメイン名 | admin (*) V6.4からV8.1まで提供していたシングルドメインモードと同様の動作としたい場合は、この値をdomain1に変更してください。 |
これらはドメイン作成時に決定されるか、もしくは固定の値を持ちます。ドメイン作成後に変更することはできません。
変数名 | 説明 | 既定値 |
---|---|---|
DOMAIN_NAME | ドメイン名 (ドメイン作成時に指定) | domain1(WebOTXインストール時自動作成されるドメイン) |
SERVER_NAME | サーバ名("server"で固定) | server |
INSTANCE_ROOT | ドメインのルートディレクトリ | ${AS_INSTALL}/domains/${DOMAIN_NAME} |
任意の環境変数を設定する場合、または、システムで定義される環境変数をWebOTXのみ変更する必要がある場合には、以下のように設定ファイルの最後に環境変数の定義を追記します。 UNIXの場合、設定した環境変数をドメイン環境で利用する場合はexportを行う必要がありますので注意してください。
WebOTX全体に対して環境変数を設定する場合、Windowsの場合はasenv.batを、Unixの場合はasenv.confを編集する必要があります。 ここで設定した環境変数は、全てのドメイン及び全てのプロセスグループに対して反映されます。
${AS_INSTALL}/config/asenv.bat に以下のように任意の環境変数を追記してください。追加した環境変数は次回以降の起動時に反映されます。
set <環境変数名>=<値>UNIX版での環境変数設定方法
${AS_INSTALL}/config/asenv.conf に以下のように任意の環境変数を追記してください。追加した環境変数は次回以降のサービス起動時に反映されます。
<環境変数名>=<値> export <環境変数名>
例えば、Oracleのライブラリを参照する場合は次のように設定します。 $ORACLE_HOMEの部分には、該当するディレクトリ名を指定してください。
LD_LIBRARY_PATH="$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH" export LD_LIBRARY_PATH
ドメイン単位に環境変数を設定する場合、${INSTANCE_ROOT}/config/asenv.propertiesに対して、下記のように追記してください。 ここで設定した環境変数は、ドメインと、そのドメイン上で動作するプロセスグループ全てに対して反映されます
<環境変数名>=<値>
追加した環境変数は次回以降のドメイン起動時に反映されます。
プロセスグループ単位で環境変数を設定したい場合、プロセスグループの「環境変数」で値を設定してください。
追加した環境変数は次回以降のプロセスグループ起動時に反映されます。
WebOTXはインストール時に指定したJava Developer Kit(JDK)を使用して起動されます。
リビジョンアップ、バージョンアップなどによりインストール時とは別のJDKを用いるときは、以下の手順でWebOTXが使用するJDKを変更します。
Java SE 8 から Java SE 11 へ変更する場合
[ Java SE 8 から Java SE 11 へのバージョンアップ ]を参照して変更を行ってください。
Java SE 11 から Java SE 8 へ変更する場合
[ Java SE 11 から Java SE 8 へのダウングレード ]を参照して変更を行ってください。
上記以外のパターンに該当する場合
本項[ JDKの更新・変更 ]を参照して変更を行ってください。
Windowsサービスより、WebOTXを停止してください。
${AS_INSTALL}\config\asenv.bat に記述されている AS_JAVAの設定をJDKの環境に合わせて変更します。
set AS_JAVA=C:\jdk1.8.0_xxx
rcスクリプト、または otxadmin コマンドを使用し、WebOTXを停止してください。
${AS_INSTALL}/config/asenv.conf に記述されている AS_JAVAの設定をJDKの環境に合わせて変更します。
AS_JAVA="/usr/java1.8.0_xxx"
Java SE 8 でインストールを行ったWebOTX環境をJava SE 11へバージョンアップする際、WebOTXの設定を以下の手順で変更する必要があります。
各プロセスグループの既定Javaシステムプロパティから下記のシステムプロパティを削除します。
java.endorsed.dirs,<WebOTXインストールディレクトリ>\modules\endorsed;<WebOTXインストールディレクトリ>\lib\endorsed
java.endorsed.dirs,<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed:<WebOTXインストールディレクトリ>/lib/endorsed
otxadmin> get tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.defaultJavaSystemPropertyListプロセスグループの既定Javaシステムプロパティの変更
otxadmin> set tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.defaultJavaSystemPropertyList=<java.endorsed.dirs 以外のシステムプロパティ>
下記のコマンドを実行して、環境変数設定ファイルを変更します。
# <WebOTXインストールディレクトリ>\bin\otxsetjava.bat <JDK 11のインストールディレクトリ>
# <WebOTXインストールディレクトリ>/bin/otxsetjava.sh <JDK 11のインストールディレクトリ>
Java SE 11でインストールを行ったWebOTX環境を、Java SE 8 へダウングレードする場合、以下の手順でWebOTXの設定を変更する必要があります。
業務アプリケーションを一端配備解除します
各プロセスグループの既定Javaシステムプロパティから下記のシステムプロパティを追加します。
java.endorsed.dirs,<WebOTXインストールディレクトリ>\modules\endorsed;<WebOTXインストールディレクトリ>\lib\endorsed
java.endorsed.dirs,<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed:<WebOTXインストールディレクトリ>/lib/endorsed
otxadmin> get tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.defaultJavaSystemPropertyListプロセスグループの既定Javaシステムプロパティの変更
otxadmin> set tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.defaultJavaSystemPropertyList=<java.endorsed.dirs を追加したシステムプロパティ>
下記のコマンドを実行して、環境変数設定ファイルを変更します。
# <WebOTXインストールディレクトリ>\bin\otxsetjava.bat <JDK 8のインストールディレクトリ>
# <WebOTXインストールディレクトリ>/bin/otxsetjava.sh <JDK 8のインストールディレクトリ>
<WebOTXインストールディレクトリ>/config/appserv_jvm.properties から Java SE 8 で不要なJVMオプションを無効化します。
変更前:-Xbootclasspath/a:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed/javax.annotation-api.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed/wows-api.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/transaction-api-repackaged.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/activation.jar -Djdk.attach.allowAttachSelf=true -Dnashorn.args=--no-deprecation-warning -XX:+IgnoreUnrecognizedVMOptions --add-opens=java.base/java.lang=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/java.io=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/java.net=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/java.util=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/java.security=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/jdk.internal.loader=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/sun.net.www.protocol.jar=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/sun.net.www.protocol.jrt=ALL-UNNAMED --add-opens=java.naming/javax.naming=ALL-UNNAMED --add-opens=java.naming/javax.naming.spi=ALL-UNNAMED --add-opens=java.rmi/sun.rmi.transport=ALL-UNNAMED --illegal-access=permit
#-Xbootclasspath/a:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed/javax.annotation-api.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/endorsed/wows-api.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/transaction-api-repackaged.jar:<WebOTXインストールディレクトリ>/modules/activation.jar #-Djdk.attach.allowAttachSelf=true #-Dnashorn.args=--no-deprecation-warning #-XX:+IgnoreUnrecognizedVMOptions #--add-opens=java.base/java.lang=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/java.io=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/java.net=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/java.util=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/java.security=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/jdk.internal.loader=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/sun.net.www.protocol.jar=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.base/sun.net.www.protocol.jrt=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.naming/javax.naming=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.naming/javax.naming.spi=ALL-UNNAMED #--add-opens=java.rmi/sun.rmi.transport=ALL-UNNAMED #--illegal-access=permit
WebOTXを再起動した後、業務アプリケーションを配備してください。業務アプリケーションがJDK 11でコンパイルされていた場合、JDK 8で再度コンパイルし直した後、配備を行ってください。
UNIX系のOSでは、WebOTXのインストール時にシステム管理者権限をもつrootユーザとは別に、WebOTXの起動ユーザを指定してインストールが可能であり、推奨しています。WebOTX管理ユーザ(運用ユーザ)を設定することで、不用意なシステム権限領域へのアクセスを制御し、より強固なセキュリティの確保とOSのもつユーザ制限機能を利用することができます。
管理ユーザ設定の方法については、[ ユーザ管理 > その他の管理ユーザ > 管理ユーザ設定(UNIX) ]を参照してください。
WebOTXインストール後にマシンのホスト名やIPアドレスを変更するための手順について説明します。
必要となる手順は、インストールしたエディションと使用しているコンポーネントの種類によって違います。以下の表にしたがってください。
手順 | Express | Standard |
---|---|---|
ドメインのホスト名変更 | ○ | ○ |
TPシステムの設定変更 | - | ○ |
Webコンテナの仮想サーバ機能の設定変更 | △ | △ |
JDBCデータソースの設定変更 | △ | △ |
Object Brokerの設定変更 | △ | △ |
JMSの設定変更 | △ | △ |
JNDIクライアントの設定変更 | △ | △ |
トランザクションの強制終了 | △ | △ |
ドメインの停止 | ○ | ○ |
namesv.ndfファイルの削除 | ○ | ○ |
domain.xmlの修正 | ○ | ○ |
WebOTX Webサーバの設定ファイル修正 | △ | △ |
ドメインの起動 | ○ | ○ |
アプリケーションリファレンスの再登録 | - | ○ |
凡例 | |
---|---|
○ | 必須の手順 |
△ | 使用しているなら必要な手順 |
- | 必要ない手順 |
それぞれ必要な手順を運用管理コマンドで行ってください。ここでは新たに設定するホスト名は<hostname>としています。
ドメインのホスト名に既定値である"localhost"が指定されているならこの手順は不要です。 現在のドメインのホスト名はget domain.hostnameコマンドで確認できます。
otxadmin> set domain.hostname=<hostname>
otxadmin> set tpsystem.serverName=<hostname>名前サービスホスト名の変更
otxadmin> set tpsystem.nameSvHostName=<hostname>マルチサーバサーバ名の変更
マルチサーバ設定をしている場合は、サーバ名に変更があるものに対して実行してください。
otxadmin> set tpsystem.multiServers.<system group name>.<server set name>.serverName=<hostname>
仮想サーバ機能を使用しているときに必要な作業になります。
otxadmin> set server.http-service.virtual-server.<仮想サーバID>.hosts=<hostname>
dataSourceTypeがJDBCEX_OracleやJDBCの場合は、dataSourceNameで指定している接続文字列中のホスト名を変更してください。
otxadmin> set server.resources.jdbc-datasource.<データソースのJNDI名>.dataSourceName=jdbc:oracle:thin:@<hostname>:1521:orclserverNameのTCPホスト名の見直し
dataSourceTypeがJDBCEX_MSSqlServerやJDBCEX_Sybase、JDBCEX_DB2など、serverNameを指定している場合は、TCPホスト名を変更してください。
otxadmin> set server.resources.jdbc-datasource.<データソースのJNDI名>.serverName=<hostname>
そのほか、Oracle OCIドライバを利用している場合は、tnsnames.oraを変更してください。詳細はOracleのマニュアルをご覧ください。
Object Brokerでは、デフォルトでホスト名やIPアドレスが設定される項目はありませんが、次のような目的でホスト名を明示的に指定している場合には設定変更が必要です。
server.corba-service.namesv.NameServiceHostName(名前サーバが動作しているホスト名)
otxadmin> set server.corba-service.namesv.NameServiceHostName=<hostname>
server.corba-service.namesv.NameServiceExportHostName(名前サーバのIOR中に含まれるホスト情報)
otxadmin> set server.corba-service.namesv.NameServiceExportHostName=<hostname>
server.orb-config.NameServiceHostName(名前サービスが動作しているホスト名)
otxadmin> set server.orb-config.NameServiceHostName=<hostname>IIOP通信を行う、CORBAサービス、JNDIサービスなどに関する共通な設定変更
server.orb-config.ExternalHostName(クライアント端末に公開するサーバのホスト名)
otxadmin> set server.orb-config.ExternalHostName=<hostname>
server.orb-config.AlternativeHostName(リファレンス生成時に格納するホスト名)
otxadmin> set server.orb-config.AlternativeHostName=<hostname>
server.orb-config.AlternativeHostNames(自ホストとみなすホスト名の一覧)
otxadmin> set server.orb-config.AlternativeHostNames=host1:…:<hostname>:…:hostN
これらの設定で、明示的に指定しているホスト名を変更してください。
これらのホスト名をまとめて指定する場合は、server.orb-config.ExternalHostNameだけを指定してください。
その他、Object Broker JavaのプロパティでORBInitialHostもしくはNameServiceHost(またはNameServiceHostName)を指定していれば、その変更も必要です。クライアントとサーバが同一マシンであれば、既定値は自ホスト(localhost)なので、設定不要です。
[ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker JavaにおけるORBのプロパティ定義 ] を参照してください。
otxadmin> set server.jms-service.jms-host.default_JMS_host.host=<hostname>JMSリソース(コネクションファクトリ)の接続先ホスト名の変更
otxadmin> set server.resources.jms-resource.jms-connection-factory.<CF name for JNDI>.wojmsBrokerHostName=<hostname>
JDBCストア利用時は、必要に応じて、JDBCのURLに含まれるホスト名を変更してください。
otxadmin> set server.jms-service.jdbcStoreURL=jdbc:…:<hostname>:…
コネクタモジュール構成情報の、ConnectionURLプロパティに含まれるホスト名を変更してください。
otxadmin> set server.resources.resource-adapter-config.jmsra.property.ConnectionURL=wojms\://<hostname>\:<port number>/"
クライアントアプリケーションでjava.naming.provider.urlシステムプロパティを用い、JNDIサーバのURLとして ホスト名を指定している場合は変更が必要です。
Cos名前サーバを経由しない場合(デフォルト動作)-Djava.naming.provider.url=rmiiiop://<hostname>
Cos名前サーバを経由する場合-Djava.naming.provider.url=corbaname://<hostname>
以下の手順で、完了していないトランザクションを終了させる必要があります。
otxadmin> set server.monitoring-service.module-monitoring-levels.transaction-service=LOW
otxadmin> get --monitor=true server.transaction-service.ActiveIds-Current
上記コマンドを実行すると、残っているトランザクションが表示されます。トランザクションが残っている場合、以下のコマンドでトランザクションをすべて終了させてください。
otxadmin > rollback-transaction <Transaction ID>
otxadmin > commit-transaction <Transaction ID>
otxadmin > forget-transaction <Transaction ID>
otxadmin > delete-transaction <Transaction ID>
otxadmin> set server.monitoring-service.module-monitoring-levels.transaction-service=OFF
ドメインの再起動のために停止を行います。
otxadmin > stop-domain --remote ${DOMAIN_NAME}
以下のパスにあるバイナリファイル内に古いホスト名やIPアドレスの情報がキャッシュとして残っています。WebOTXの設定で、明示的にIPアドレスを指定していない場合もホスト名から変換された IPアドレスが残ります。ドメインを停止した状態で削除してください。このファイルは、ドメイン起動時に存在していなければ再作成されます。
${AS_INSTALL}/domains/${DOMAIN_NAME}/config/ObjectBroker/namesv.ndf
IPアドレスを保存しないようにするためには、Object Broker JavaのプロパティでUseHostNameにyesを指定してください。詳細は、 [ リファレンス > 設定 > CORBA通信基盤(Object Broker) > Object Broker JavaにおけるORBのプロパティ定義 ] を参照してください。
ドメイン構成ファイル(domain.xml)に次のシステムプロパティが設定されている場合は、ホスト名の部分を新しいホスト名に修正してください。
WebOTX Webサーバの設定ファイル(httpd.conf、ssl.conf)に含まれるホスト名を変更してください。
ドメインの再起動を完了させます。
otxadmin > start-domain --remote ${DOMAIN_NAME}
「オブジェクトリファレンスのポリシ」を"永続的扱う"に設定をしている場合は、再登録の必要があります。"一時的に扱う"に設定している場合は不要です。URLを省略した場合は、名前サーバリストのURL全てが登録されます。
J2EEアプリケーションの場合otxadmin> invoke applications.j2ee-applications.<application name>.<module name>.<bean name>.<interface name>.bindIor <bind url>