運用者操作編

本章では、システム運用者が操作するメニューについて説明します。

ログイン

本章では、GUIへのログイン方法について説明します。

GUIに接続する

ブラウザにて以下のURLにアクセスします。

http://<サーバ名またはサーバIPアドレス>:<ポート番号>/{テナントID}/

ログインする

ログイン方法を以下に示します。

  1. GUIを起動し、メールアドレス、パスワードを入力後、「ログイン」ボタンを押下します。

  2. ダッシュボード画面が表示されます。

画面構成

①ログアウトします。

②ログインユーザ名を表示します。押下するとパスワード変更メニューを表示します。

③メニューから表示する画面を選択します。

ダッシュボード

  • エッジ情報サマリ

    登録されているエッジ機器の総数、AG接続数、プローブ収集数と、接続状況を表示します。

    項目 説明
    総数 テナントに登録されているエッジ機器の数を表示します
    AG接続数 EDM エージェントで接続したエッジ機器の数を表示します
    プローブ収集数 プローブで収集したエッジ機器の数を表示します
    接続 接続しているエッジ機器の数を表示します。過去1hに接続状態であったエッジ機器の数を表示します。
    切断 切断のエッジ機器の数を表示します
    未接続 接続したことのないエッジ機器の数を表示します

    円グラフの各ステータスを押下すると、エッジ一覧を表示します。

  • パッケージ配布状況サマリ

    新しい配布結果のある配布パッケージ6個について配布状況のサマリを表示します。

    円グラフの各ステータスを押下すると、配布結果一覧を表示します。

  • タスク実行サマリ

    エッジから通知された配布タスク実行結果最新5件のステータスを表示します。

    結果を押下すると、配布結果詳細を表示します。

グループ一覧

本節では、グループ一覧について説明します。

グループ一覧では、グループの管理と、グループに対して構成情報収集スケジュールを設定することができます。

エッジ機器に対してグループを割り当てることにより、グループ指定でエッジ機器を検索したり、構成情報収集スケジュールを変更することが可能です。

グループ情報

グループ情報では、グループの追加、移動、削除、一覧の表示が行えます。

グループはルートグループ配下に、任意にグループを作成することができます。

グループは、4階層まで定義が可能です。

デフォルトグループは、削除することはできません。

構成情報収集スケジュールの設定

エッジ機器の構成情報を収集するスケジュールを設定します。スケジュールを設定しない場合は、システム起動時に構成情報を収集します。

  1. グループ情報から構成情報収集スケジュールを設定したいグループを選択します。
  2. 「構成情報収集スケジュール」画面の「優先度」をマウスでドラッグするかインプットに数値を指定することで優先度を設定します。エッジ機器が複数のグループにアサインされている場合、 一番優先度が高い設定で構成情報収集を行います。

  3. 構成情報収集スケジュールを設定します。

    項目 説明
    有効 設定の有効/無効を切り替えます。
    スケジュールタイプ システム起動/毎週/毎月から選択します。複数のスケジュールタイプを設定できます。
    曜日 スケジュールタイプで毎週を選択した場合に設定します。日月火水木金土から複数選択が可能です。
    スケジュール日 スケジュールタイプで毎月を選択した場合に設定します。1~31を選択可能です。選択した日が存在しない場合は、翌月の1日に収集します。
    スケジュール時間 構成情報収集時間を指定します。構成情報収集は、指定した時刻から1時間後までの間のランダムな時刻に行われます。例)10:00と指定した場合、10:00~11:00の間のランダムな時刻に収集が行われます。
  4. 構成情報収集スケジュールを設定後、「更新」をクリックします。構成情報収集スケジュールのエッジへの反映には、最大60分程度かかります。

構成管理

本節では、構成管理メニューについて説明します。

エッジ一覧

メニューから、「エッジ一覧」をクリックすることにより、エッジ一覧画面を表示します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
設定 一覧の表示設定を変更する
エッジID エッジID
エッジ名 エッジ名
説明 エッジ機器の説明
最終接続日時 エッジ機器からのハートビートが通知された日時
ステータス エッジ機器の接続状態。未接続:エッジ機器が一度もシステムに接続されていない状態、接続:接続状態、切断:切断状態、非表示:プローブで収集されたエッジ機器
グループ 所属グループ
配布 エッジ機器に対する最新の配布タスク実行結果。空欄:配布が行われていない、未実行:配布実行待ち状態、実行中:配布処理中、正常終了:最新の配布の実行に成功、エラー:最新の配布の実行に失敗
配布パッケージ 最新の配布されたパッケージ名。空欄の場合は、過去に配布が行われていない

エッジ機器を検索する場合は、エッジ機器一覧画面の「検索」をクリックし、検索種別と検索項目を指定した後、「検索」をクリックします。

検索項目が複数ある場合、AND又はORの論理演算子で検索することができます。ANDとORが複合する場合ANDが優先して検索されます 指定した検索項目はドラッグアンドドロップすることで並び替えることができます。

エッジ機器一覧の内容をファイルにエクスポートする場合、エッジ機器一覧画面の「検索」をクリックし、検索条件と検索項目を指定した後、

「結果エクスポート」をクリックします。

「-」をクリックすることで、追加した検索条件を削除することができます。

検索条件として指定可能な項目は以下の通りです。

検索種別 検索項目
エッジ情報 エッジID
エッジ名
製造元
モデル番号
ドメイン名
メモリ容量(MB)
収集日時
システムの種類
説明
ステータス
エージェント種別
プローブ収集
接続先ホスト名
認証方式
CPU情報 プロセッサ名
キャプション
製造元
種類
プロセッサID
プロセッサ速度(MHz)
コア数
スレッド数
ディスク情報 パス
サイズ(MB)
空き容量(MB)
ファイルシステム
ネットワーク情報
MACアドレス
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
BIOS情報 BIOS名
バージョン
製造元
シリアル番号
サービス情報
説明
OS情報 キャプション
バージョン
ビルド番号
説明
最終起動日時
物理メモリ容量(MB)
仮想メモリ容量(MB)
ソフトウェア情報
バージョン
アーキテクチャ
説明
管理情報 管理部門
管理者名
設置場所
使用者名
社員番号
メールアドレス
所属
備考1
備考2
備考3
グループ情報 グループ名
デバイスプロファイル情報
製造元
製品名
バージョン
資産番号
型番
製造番号
デバイスアダプタプロファイル デバイスID
製造元
製品名
バージョン
エッジAPプロファイル情報 製造元
製品名
バージョン
システム情報 AGバージョン
IoT Connectivity Engineバージョン
FWバージョン
配布履歴 パッケージ名
ステータス
進捗状況
更新日時
カスタム構成情報 カスタム構成情報項目

エッジ機器の表示項目を変更する場合は、エッジ機器一覧画面の「設定」をクリックすることにより、エッジ一覧の設定を表示します。

列の表示/非表示ではエッジ機器一覧で表示したい項目にチェックしてOKをクリックすることにより、表示項目の変更ができます。

表示できる項目については、エッジ一覧を参照してください。

列の表示順ではエッジ機器一覧で表示したい順番に変更してOKをクリックすることにより、表示項目の変更ができます。 列の順番は上下の矢印ボタンをクリックすることにより変更ができます。

エッジ機器詳細

エッジ機器一覧の確認したいエッジ列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

拡張管理及びカスタム構成情報はカスタム構成情報を登録している場合のみ表示されます。

項目 説明
エッジID エッジIDを表示します
認証方式/接続先ホスト名 認証方式/接続先ホスト名
説明 配布結果のdescriptionの値を表示します
種別 項目
エッジ エッジ名
製造元
モデル番号
ドメイン
システムの種類
メモリ容量(MB)
ステータス
収集日時
システム AGバージョン
IoT Connectivity Engineバージョン
FWバージョン
CPU プロセッサ名
キャプション
製造元
種類
プロセッサID
プロセッサ速度(MHz)
コア数
スレッド数
NW NW
MACアドレス
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
BIOS BIOS名
バージョン
製造元
シリアル番号
Disk パス
サイズ(MB)
空き容量(MB)
ファイルシステム
管理 管理部門
管理者名
設置場所
使用者名
社員番号
メールアドレス
所属
備考1
備考2
備考3
拡張管理 拡張管理項目
グループ グループ名
説明
OS キャプション
バージョン
ビルド番号
説明
最終起動日時
物理メモリ容量(MB)
仮想メモリ容量(MB)
サービス
説明
ソフトウェア パッケージ名
バージョン
アーキテクチャ
説明
エッジAPプロファイル 製品名
バージョン
製造元
デバイスプロファイル 製品名
製造元
型番
製造番号
デバイスアダプタプロファイル 製品名
バージョン
製造元
SBOM 更新日時
SBOM名
説明
カスタム構成情報 カスタム構成情報項目
種別 項目
配布履歴 更新日時
パッケージ名
ステータス
進捗情報
ログ収集履歴 ファイルパス
更新日時
ファイル名

管理情報更新

エッジ機器詳細の「管理」タブで更新ボタンを押下することにより、エッジ機器詳細(管理)を表示します。

各項目を指定後、「更新」ボタンを押下します。

エッジ機器詳細(管理)-更新確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

項目名 説明
管理部門 管理情報の管理部門を指定します。最大256文字です。
管理者名 管理情報の管理責任者を指定します。最大128文字です。
設置場所 管理情報の設置場所を指定します。最大128文字です。
使用者名 管理情報の使用者名を指定します。最大128文字です。
社員番号 管理情報の社員番号を指定します。最大64文字です。
メールアドレス 管理情報のメールアドレスを指定します。最大512文字です。
所属 管理情報の所属を指定します。最大256文字です。
備考1 管理情報の備考1を指定します。最大4000文字です。
備考2 管理情報の備考2を指定します。最大4000文字です。
備考3 管理情報の備考3を指定します。最大4000文字です。

拡張管理情報更新

カスタム構成情報で拡張管理情報を登録している場合、拡張管理情報の表示及び更新ができます。

エッジ機器詳細の「拡張管理情報名」タブで更新ボタンを押下することにより、エッジ機器詳細(拡張管理情報)を表示します。

各項目を指定後、「更新」ボタンを押下します。

エッジ機器詳細(拡張管理情報)-更新確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

項目名 説明
文字列項目 文字列を指定します。最大1024文字です。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
数値項目 数値を指定します。指定できる数値は-2147483648~2147483647です。拡張管理情報はいずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
日付項目 日付を指定します。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
日時項目 管日時を指定します。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。

構成情報インポート

エッジ機器詳細の「構成情報インポート」ボタンを押下後、インポートファイルを選択します。

エッジ機器詳細-インポートファイル選択-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

エッジ機器登録

エッジ一覧で「+」を押下し、エッジ機器を登録します。

  • エッジ個別追加

    エッジ機器の情報を入力し、登録します。 カスタム構成情報で拡張管理情報を登録している場合、拡張管理情報の登録ができます。

項目名 説明
エッジID エッジIDを指定します
認証方式/接続先ホスト名 認証方式/接続先ホスト名を指定します。
説明 説明を記載します
項目名 説明
管理部門 管理部門を設定します
管理者名 管理者名を設定します
設置場所 設置場所を設定します
使用者名 使用者名を設定します
社員番号 社員番号を設定します
メールアドレス メールアドレスを設定します
所属 所属を設定します
備考1~3 備考を設定します
項目名 説明
文字列項目 文字列を指定します。最大1024文字です。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
数値項目 数値を指定します。指定できる数値は-2147483648~2147483647です。拡張管理情報はいずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
日付項目 日付を指定します。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
日時項目 管日時を指定します。いずれかの項目が入力されている場合、必須項目になります。
項目名 説明
グループ グループを設定します。省略時はデフォルトグループに登録します
  • エッジ一括追加

    エッジ機器の情報をCSVファイルで一括で登録します。CSVファイルの形式は、エッジ機器一括登録ファイルを参照してください。

エッジ機器削除

エッジ機器一覧でエッジ機器削除をクリックすることにより、エッジ機器を削除します。

  • エッジ一覧

    エッジ一覧で削除したいエッジ機器列をチェックし、エッジ機器削除をクリックします。

    エッジ一覧-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

配布

本節では、配布メニューについて説明します。

パッケージ一覧

メニューから、「配布」-「パッケージ」をクリックすることにより、パッケージ一覧画面を表示します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
パッケージ名 配布パッケージ名
パッケージ種別 ソフトウェア/データ/ファームウェア/コマンド実行
ステータス 使用中/未使用
説明 配布パッケージの説明
更新日時 最終更新日時

パッケージ詳細

パッケージ一覧の確認したいパッケージ列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

項目名 説明
パッケージ名 配布パッケージ名
パッケージ種別 配布パッケージ種別種別は以下の通り
・ソフトウェア
・データ
・ファームウェア
・コマンド実行
説明 配布パッケージの説明
更新日時 最終更新日時
項目名 説明
ダウンロード先ディレクトリ 配布パッケージのダウンロード先ディレクトリパス。パッケージ種別がソフトウェア、ファームウェアの場合は、本パスの下にパッケージIDのフォルダを作成し、その配下に格納する
配布完了後にダウンロードしたファイル/ディレクトリを削除する コマンド実行後に配布したファイルを削除するかどうかを指定する
配布ファイル/ディレクトリパス パッケージ登録する配布対象物のパスを指定する
項目名 説明
コマンド種別 コマンドの種別種別は以下の通り
・ダウンロード前実行コマンド
・ダウンロード後実行コマンド
コマンド 実行するコマンドライン
オプション コマンドのオプション
作業ディレクトリ コマンドの実行ディレクトリ
戻り値(正常終了) コマンドの正常戻り値
標準出力 コマンド実行時の標準/エラー出力の取得有無・on:取得する ・off:取得しない
コマンド待ち合わせ ダウンロード後実行コマンドの完了を待ち合わせるかの指定・on:待ち合わせる ・off:待ち合わせない
項目名 説明
タスク名 配布タスク名
説明 配布タスクの説明

パッケージ登録

パッケージ一覧で追加をクリックすることにより、パッケージ追加(入力)を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「追加」ボタンを押下します。

配布パッケージ登録-登録確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

項目名 説明 省略 省略値
パッケージ名 配布パッケージ名を指定します。重複不可です。最大256文字です。 不可
OS種別 配布パッケージのOS種別を指定します。Linux:Linux向けの配布パッケージの場合に指定します Windows:Windows向けの配布パッケージの場合に指定します 不可
パッケージ種別 配布パッケージ種別を指定します。 ソフトウェア:任意のソフトウェアを配布することができます。ソフトウェア配布前/配布後に実行するコマンドが指定できるため、ソフトウェアのインストール、アンインストールが可能です。配布するソフトウェアは、サイレントモードでインストール、起動が行え、配布処理の延長でOS再起動が伴わないものになります。 データ:エッジ機器にファイルを配布することができます。配布前後にコマンドを実行することはできません。 ファームウェア:エッジ機器のファームウェアを配布することができます。 コマンド実行:エッジ機器にコマンド実行を指示します。ファイルを配布することはできません。
説明 配布パッケージの説明を指定します。最大1023文字です。
項目名 説明 省略 省略値
ダウンロード先ディレクトリ 配布パッケージの格納先ディレクトリパスをフルパスで指定します。パッケージ種別にソフトウェアを指定した場合は、転送先フォルダパス配下にパッケージIDのフォルダを作成し、その配下に格納します。 最大1023文字です。 エッジのICEの設定(core_config.json)に記載しているダウンロード可能ディレクトリの指定と大文字/小文字を一致させる必要があります。 /tmp/Distribution
配布完了後にダウンロードしたファイル/ディレクトリを削除する コマンド実行後に配布したファイルを削除するかどうかを指定します。
配布ファイル/ディレクトリパス 配布対象ファイル/フォルダのパスをフルパスで指定します。マネージャ上のファイル/フォルダを指定します。 不可
項目名 説明 省略 省略値
コマンド パッケージ種別にソフトウェアまたはファームウェアを指定した場合、実行するコマンドラインを指定します。
コマンドオプション コマンドのオプションを指定します。最大1023文字です。
作業ディレクトリ コマンドの実行ディレクトリを指定します。 運用管理Agentプロセスのカレントディレクトリ(/opt/nec/pf/edm/agent/bin)
戻り値(正常終了) コマンドの正常戻り値を指定します。 【指定方法参照】
標準出力 コマンド実行時の標準/エラー出力の取得有無を指定します。on:取得する off:取得しない onを指定した場合、最大1023文字まで取得します。
  • 戻り値の指定方法
①=指定

\(例1\)戻り値が0であれば正常終了

「=0」と指定します。

\(例2\)戻り値が0または1であれば正常終了

「=0,=1」と指定します。

②<\>指定

\(例3\)戻り値が0でなければ正常終了

「<\>0」と指定します。

\(例4\)戻り値が0または1でなければ正常終了

「<\>0,<\>1」と指定します。

③<=指定

\(例5\)戻り値0以上であれば正常終了

「0<=」と指定します。

\(例6\)戻り値0以下であれば正常終了

「<=0」と指定します。

\(例7\)戻り値0以上かつ3以下であれば正常終了

「0<=,<=3」と指定します。

\(例2\)\(例4\)\(例7\)のように複数条件を指定する場合は、「,」\(カンマ\)で区切ります。

①=指定で複数条件が指定された場合は、OR条件として判断します。

②<\>指定、③<=指定で複数条件が指定された場合は、AND条件として判断します。

"1<=,<=-1"\(1以上かつ-1以下\)のように必ず成立しない条件が指定された場合は、条件異常として配布パッケージの登録に失敗します。

注1:Linuxに配布する場合、前処理コマンドは、一般ユーザ権限で実行します。そのため、ユーザ権限が必要なコマンドはsudoの指定が必要です。

注2:Windowsに配布する場合はSYSTEMユーザで実行します。環境変数の設定が必要なコマンドを実行する場合、予めコマンド実行用のバッチファイルを配布しておき、バッチファイルを実行するようにしてください。shutdownコマンドを実行するバッチファイルの例を以下に示します。

set CMD=C:\Windows\System32\HOSTNAME.EXE
set HOSTNAME=
for /f "usebackq delims=" %%a in (`%CMD%`) do set HOSTNAME=%%a
set COMPUTERNAME=%HOSTNAME%
C:\Windows\System32\shutdown.exe -r -t 0

注3:Windowsのコマンド、またはバッチファイルを実行する場合は、以下の指定を行ってください。

項目名 設定
コマンド cmd.exe
オプション /C コマンド(またはバッチファイル)
項目名 説明 省略 省略値
コマンド パッケージ種別にソフトウェア、ファームウェア、または、コマンド実行を指定した場合、実行するコマンドラインを指定します。 不可
オプション コマンドのオプションを指定します。最大1023文字です。
作業ディレクトリ コマンドの実行ディレクトリを指定します。 配布先ディレクトリで指定されたディレクトリ配下の<配布パッケージID>のディレクトリ
終了条件 コマンドの正常戻り値を指定します。 【指定方法参照】
標準出力 コマンド実行時の標準/エラー出力の取得有無を指定します。on:取得する off:取得しない onを指定した場合、最大1023文字まで取得します。
コマンド待ち合わせ コマンド実行時にコマンドの完了を待ち合わせるかどうかを指定します。on:待ち合わせる(コマンド実行完了後に結果を通知します) off:待ち合わせない(コマンド実行完了を待たずに結果を通知します) onを指定した場合、最大1023文字まで取得します。
  • 戻り値の指定方法報
①=指定

\(例1\)戻り値が0であれば正常終了

「=0」と指定します。

\(例2\)戻り値が0または1であれば正常終了

「=0,=1」と指定します。

②<\>指定

\(例3\)戻り値が0でなければ正常終了

「<\>0」と指定します。

\(例4\)戻り値が0または1でなければ正常終了

「<\>0,<\>1」と指定します。

③<=指定

\(例5\)戻り値0以上であれば正常終了

「0<=」と指定します。

\(例6\)戻り値0以下であれば正常終了

「<=0」と指定します。

\(例7\)戻り値0以上かつ3以下であれば正常終了

「0<=,<=3」と指定します。

\(例2\)\(例4\)\(例7\)のように複数条件を指定する場合は、「,」\(カンマ\)で区切ります。

①=指定で複数条件が指定された場合は、OR条件として判断します。

②<\>指定、③<=指定で複数条件が指定された場合は、AND条件として判断します。

"1<=,<=-1"\(1以上かつ-1以下\)のように必ず成立しない条件が指定された場合は、条件異常として配布パッケージの登録に失敗します。

注4:Linuxに配布する場合、前処理コマンドは、一般ユーザ権限で実行します。そのため、ユーザ権限が必要なコマンドはsudoの指定が必要です。

注5:Windowsに配布する場合はSYSTEMユーザで実行します。環境変数の設定が必要なコマンドを実行する場合、予めコマンド実行用のバッチファイルを配布しておき、バッチファイルを実行するようにしてください。shutdownコマンドを実行するバッチファイルの例を以下に示します。

set CMD=C:\Windows\System32\HOSTNAME.EXE
set HOSTNAME=
for /f "usebackq delims=" %%a in (`%CMD%`) do set HOSTNAME=%%a
set COMPUTERNAME=%HOSTNAME%
C:\Windows\System32\shutdown.exe -r -t 0

注6:Windowsのコマンド、またはバッチファイルを実行する場合は、以下の指定を行ってください。

項目名 設定
コマンド cmd.exe
オプション /C コマンド(またはバッチファイル)

パッケージ更新

パッケージ詳細でパッケージ更新をクリックすることにより、パッケージ更新(入力)を表示します。

(配布パッケージを参照している配布タスクが存在する場合は、配布パッケージの更新は行えません。)

下記の表を参照し、各項目を指定後、「更新」ボタンを押下します。

配布パッケージ更新-更新確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

パッケージ削除

パッケージ一覧またはパッケージ詳細でパッケージ削除をクリックすることにより、パッケージを削除します。

(配布パッケージを参照している配布タスクが存在する場合は、配布パッケージの削除は行えません。)

  • パッケージ一覧

    パッケージ一覧で削除したいパッケージ列をチェックし、パッケージ削除をクリックします。

    配布パッケージ一覧-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

  • パッケージ詳細

    削除したいパッケージのパッケージ詳細でパッケージ削除をクリックします。

    配布パッケージ詳細-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

タスク一覧

メニューから、「配布」-「タスク」をクリックすることにより、タスク一覧画面を表示します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
タスク名 配布タスク名
ステータス 配布タスクの状態状態は以下の通り
未実行
実行中
開始
停止
完了
エラー数 タスクで発生したエラー数
種別 配布タスク種別種別は以下の通り put get
説明 配布タスクの説明
更新日時 最終更新日時

タスク詳細

タスク一覧の確認したいタスク列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

項目名 説明
タスク名 配布タスク名
種別 配布タスクの種別
説明 配布タスクの説明
ステータス 配布タスクのステータス
実行日時 タスクを開始した日時
更新日時 タスクの最終更新日時
項目名 説明
実行タイミング 配布タスクの実行タイミング実行タイミングは以下の通り 手動実行 即時実行する
同時実行数 配布タスクの同時実行数
配布タイムアウト時間 配布のタイムアウト時間
タスク実行タイムアウト時間 配布タスクのタイムアウト時間
進捗状況 配布の進捗状況をエッジ機器から通知する/しない
タスク同時実行時の制御 エッジ機器にて配布処理中に新しい配布タスクが通知された場合の制御エラーにする 先行タスクの終了を待つ
項目名 説明
パッケージ名 配布するパッケージの名前
項目名 説明
エッジID 配布先エッジID
エッジ名 配布先エッジ名
項目名 説明
総数 配布対象のエッジ総数
ステータス エッジ機器の状態状態は以下の通り
未実行(配布未実行の状態)
実行中
完了(正常終了)
多重起動エラー
パッケージのダウンロードに失敗
ダウンロード前実行コマンドの実行に失敗
ダウンロード前実行コマンドの戻り値が異常
ダウンロード後実行コマンドの実行に失敗
ダウンロード後実行コマンドの戻り値が異常値
タスクのタイムアウト
停止中

タスク登録

タスク一覧で「追加」ボタンをクリックすることにより、タスク追加(入力)を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「追加」ボタンをクリックします。

配布タスク登録-登録確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
タスク名 配布タスク名を指定します。重複不可です。最大256文字です。 不可
タスク種別 配布タスク種別を指定します。put:put型の配布タスクとして登録します。 get:get型の配布タスクとして登録します。
説明 配布タスクの説明を指定します。最大1023文字です。
項目名 説明 省略 省略値
実行タイミング 配布タスクを登録後、即時実行するかを指定します。on:即時実行する。 off:即時実行しない。
同時実行数 配布タスクの宛先同時実行数を指定します。最大値は1000です。 タスク種別が「put」の場合のみ指定可能です。 0
配布タイムアウト時間 配布タスクの配布タイムアウト時間を秒単位で指定します。最大値は86400です。 タスク種別が「put」の場合のみ指定可能です。 0
タスク実行タイムアウト時間 タスクの実行タイムアウト時間を指定します
進捗状況 エッジ機器でのタスク実行の進捗状況を通知するかを指定します。通知する 通知しない
タスク同時実行時の制御 エッジ機器でタスク実行に後続のタスクが通知された場合の制御を指定しますエラーにする 先行タスクの終了を待つ
項目名 説明 省略 省略値
配布パッケージ 配布する配布パッケージを指定します。配布パッケージは、パッケージ選択画面により指定します。 不可
宛先数 配布タスクの宛先を指定します。宛先は宛先選択画面より指定します。 タスク種別が「put」の場合のみ指定可能です。 不可
項目名 説明 省略 省略値
エッジID 配布先のエッジID
エッジ名 配布先のエッジ名

パッケージ選択

タスク追加(入力)またはタスク更新(入力)でパッケージ選択ボタンをクリックすることにより、パッケージ選択を表示します。

パッケージ一覧の配布したいパッケージ列をクリックすることにより、パッケージを指定します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
パッケージ名 配布パッケージ名
パッケージ種別 配布パッケージ種別
説明 配布パッケージの説明
更新日時 最終更新日時

エッジ選択

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
エッジID エッジID
エッジ名 エッジ名
説明 説明
最終接続日時 最終接続日時
グループ エッジ機器が所属するグループ

検索画面で指定可能な検索種別と検索項目については、エッジ一覧を参照してください。

タスク編集

タスクの編集は、開始していないタスクのみで実施できる操作です。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「更新」ボタンをクリックします。

配布タスク編集-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

項目名 説明
タスク名 配布タスク名
種別 配布タスクの種別
説明 配布タスクの説明
ステータス 配布タスクのステータス
実行日時 タスクを開始した日時
更新日時 タスクの最終更新日時
項目名 説明
実行タイミング 配布タスクの実行タイミング実行タイミングは以下の通り
手動実行
即時実行する
同時実行数 配布タスクの同時実行数
配布タイムアウト時間 配布のタイムアウト時間
タスク実行タイムアウト時間 配布タスクのタイムアウト時間
進捗状況 配布の進捗状況をエッジ機器から通知する/しない
タスク同時実行時の制御 エッジ機器にて配布処理中に新しい配布タスクが通知された場合の制御エラーにする 先行タスクの終了を待つ
項目名 説明
パッケージ名 配布するパッケージの名前
項目名 説明
エッジID 配布先エッジID
エッジ名 配布先エッジ名
項目名 説明
総数 配布対象のエッジ総数
ステータス エッジ機器の状態状態は以下の通り
未実行(配布未実行の状態)
実行中
完了(正常終了)
多重起動エラー
パッケージのダウンロードに失敗
ダウンロード前実行コマンドの実行に失敗
ダウンロード前実行コマンドの戻り値が異常
ダウンロード後実行コマンドの実行に失敗
ダウンロード後実行コマンドの戻り値が異常値
タスクのタイムアウト
停止中

パッケージ選択

タスク追加(入力)またはタスク更新(入力)でパッケージ選択ボタンをクリックすることにより、パッケージ選択を表示します。

パッケージ一覧の配布したいパッケージ列をクリックすることにより、パッケージを指定します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
パッケージ名 配布パッケージ名
パッケージ種別 配布パッケージ種別
説明 配布パッケージの説明
更新日時 最終更新日時

エッジ選択

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
エッジID エッジID
エッジ名 エッジ名
説明 説明
最終接続日時 最終接続日時
グループ エッジ機器が所属するグループ

検索画面で指定可能な検索種別と検索項目については、エッジ一覧を参照してください。

タスク削除

タスク一覧またはタスク詳細でタスク削除をクリックすることにより、タスクを削除します。

種別が「put」の場合、状態が「未実行」または「完了」のタスクを削除します。

種別が「get」の場合、状態が「停止」のタスクを削除します。

  • タスク一覧

    タスク一覧で削除したいタスク列をチェックし、タスク削除をクリックします。

    配布タスク一覧-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

  • タスク詳細

    削除したいタスクのタスク詳細でタスク削除をクリックします。

    配布タスク詳細-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

タスク開始

タスク一覧またはタスク詳細でタスク開始をクリックすることにより、タスクを開始します。

種別が「put」の場合、状態が「未実行」または「完了」のタスクを開始します。状態が「完了」のタスクを開始した場合、エッジ機器の状態が「パッケージのダウンロードに失敗」「ダウンロード前実行コマンドの実行に失敗」「ダウンロード前実行コマンドの戻り値が異常」「ダウンロード後実行コマンドの実行に失敗」「ダウンロード後実行コマンドの戻り値が異常」のエッジ機器を配布対象とします。

種別が「get」の場合、状態が「停止」のタスクを開始します。

  • タスク一覧

    タスク一覧で開始したいタスク列をチェックし、タスク開始をクリックします。

    配布タスク一覧-開始確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

  • タスク詳細

    開始したいタスクのタスク詳細でタスク開始をクリックします。

    配布タスク詳細-開始確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

タスク終了

タスク一覧またはタスク詳細でタスク終了をクリックすることにより、タスクを終了します。

種別が「put」の場合、状態が「実行中」のタスクを終了します。

種別が「get」の場合、状態が「開始」のタスクを終了します。

  • タスク一覧

    タスク一覧で終了したいタスク列をチェックし、タスク終了をクリックします。

    配布タスク一覧-終了確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

  • タスク詳細

    終了したいタスクのタスク詳細でタスク終了をクリックします。

    配布タスク詳細-終了確認-メッセージで「OK」ボタンを押す下します。

タスク結果

タスク詳細の配布状況の確認したい状態列をクリックすることにより、タスク結果を表示します。

項目名 説明
エッジID エッジID
エッジ名 エッジ名
最新ステータス タスクの最新ステータス
進捗状況 エッジ機器上でのタスク実行状況
ステータス更新日時 配布結果ステータスの更新日時

タスク結果詳細

タスク結果の確認したいエッジ列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

項目名 説明
タスク名 タスク名
エッジID エッジID
最新ステータス エッジ機器の状態
パッケージ名 エッジがダウンロードした配布パッケージ名
パッケージ種別 パッケージ種別
説明 パッケージの説明
更新日時 パッケージの最終更新日時
ダウンロード前コマンド ダウンロード前コマンド
ダウンロード前コマンドオプション ダウンロード前コマンドオプション
ダウンロード前コマンド作業ディレクトリ ダウンロード前コマンド作業ディレクトリ
ダウンロード前コマンド実行開始日時 エッジ機器の前処理コマンド実行開始日時
ダウンロード前コマンド実行終了日時 エッジ機器の前処理コマンド実行終了日時
ダウンロード前コマンド戻り値 ダウンロード前コマンド戻り値
ダウンロード前コマンド出力 ダウンロード前コマンド出力
ダウンロード先ディレクトリ ダウンロード先ディレクトリ
配布完了後にダウンロードしたファイル/ディレクトリを削除する 配布完了後にダウンロードしたファイル/ディレクトリを削除する
ダウンロード開始日時 エッジ機器の配布パッケージダウンロード開始日時
ダウンロード終了日時 エッジ機器の配布パッケージダウンロード終了日時
ダウンロード後コマンド ダウンロード後コマンド
ダウンロード後コマンドオプション ダウンロード後コマンドオプション
ダウンロード後コマンド作業ディレクトリ ダウンロード後コマンド作業ディレクトリ
ダウンロード後コマンド実行開始日時 エッジ機器の後処理コマンド実行開始日時
ダウンロード後コマンド実行終了日時 エッジ機器の後処理コマンド実行終了日時
ダウンロード後コマンド戻り値 ダウンロード後コマンド戻り値
ダウンロード後コマンド出力 ダウンロード後コマンド出力

ログ採取

ログ採取機能は、エッジ上の特定のログファイルを指定してファイルを採取することができます。

ログファイルの採取

  1. 「エッジ詳細」画面からログ収集履歴を選択します。

  2. 「ログ収集履歴」-「ファイルパス」に収集対象のファイルのパスを絶対パスで指定し、「収集」ボタンを押下します。ファイルパスは大文字小文字を区別します。

  3. 「更新」マークを押下し、指定したファイルが一覧に表示されることを確認します。

    項目 説明
    更新日時 ファイル収集した日時
    ファイル名 収集対象ファイルパス。
  4. 更新日時のリンクをクリックし、収集したファイルをダウンロードします。

プローブ収集定義

エッジ機器詳細の「設定」ボタンを押下することにより、エッジ機器詳細(設定)を表示します。

エッジ機器のプローブ収集定義の追加、更新、削除を行うことができます。

設定名 説明
プローブ収集定義 プローブ収集の定義を設定します。

プローブ収集定義一覧

メニューから、「プローブ収集定義」をクリックすることにより、プローブ収集定義一覧画面を表示します。

プローブ収集定義はエッジ機器のプローブが有効の場合のみ定義ができます。

「リロード」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義の表示を更新します。

項目名 説明
有効/無効 プローブの有効/無効
表示件数 一覧の表示件数を変更する
プローブ収集定義名 プローブ収集定義名
有効 設定の有効/無効
自動発見 自動発見の有効/無効

エッジ機器のプローブが無効の場合プローブ収集定義は設定できません。

プローブ収集定義詳細

プローブ収集定義一覧の確認したいプローブ列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

項目名 説明
プローブ収集定義名 プローブ収集定義名
有効 設定の有効/無効
自動発見 自動発見の有効/無効
項目名 説明
スケジュールタイプ 毎日/毎週/毎月から選択します。複数のスケジュールタイプを設定できます。
曜日 スケジュールタイプで毎週を選択した場合に設定します。日月火水木金土から複数選択が可能です。
スケジュール日 スケジュールタイプで毎月を選択した場合に設定します。1~31を選択可能です。選択した日が存在しない場合は、翌月の1日に収集します。
スケジュール時間 プローブ収集時間を指定します。
項目名 説明
対象 プローブ収集の対象を表示します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名
項目名 説明
例外対象 プローブ収集の例外対象を表示します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名

プローブ収集定義登録

プローブ収集定義一覧で「追加」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義追加(入力)を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「追加」ボタンをクリックします。

「追加」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義一覧にプローブ収集定義が追加されます。プローブ収集定義一覧の「更新」ボタンをクリックします。

プローブ収集定義登録-登録確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
プローブ収集定義名 プローブ収集定義名を指定します。最大256文字です。 不可
有効 設定の有効/無効を指定します。
自動発見 自動発見の有効/無効を指定します。
項目名 説明 省略 省略値
スケジュールタイプ 毎日/毎週/毎月から選択します。複数のスケジュールタイプを設定できます。スケジュールタイプは一つ以上選択する必要があります。 不可
曜日 スケジュールタイプで毎週を選択した場合に設定します。日月火水木金土から複数選択が可能です。
スケジュール日 スケジュールタイプで毎月を選択した場合に設定します。1~31を選択可能です。選択した日が存在しない場合は、翌月の1日に収集します。
スケジュール時間 プローブ収集時間を指定します。
項目名 説明 省略 省略値
対象 プローブ収集の対象を定義します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名
不可
項目名 説明 省略 省略値
対象 プローブ収集の例外対象を定義します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名

対象設定

プローブ追加(入力)またはプローブ更新(入力)で対象追加又は更新対象を選択後更新ボタンをクリックすることにより、対象設定を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「OK」ボタンをクリックします。

対象を削除したい場合、対象一覧で削除したい対象列をチェックし、対象削除をクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
指定方法 収集対象の接続方法を指定します。範囲指定: IPアドレスの開始から終了までの範囲で指定します。マスク指定: IPアドレスとサブネットマスクで指定します。ホスト指定: ホスト名又を指定します。
IPアドレス開始 範囲指定の開始のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス終了 範囲指定の終了のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス マスク指定のIPアドレスを指定します。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
サブネットマスク マスク指定のサブネットマスを指定します。指定できる数値は0~99です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
ホスト名 ホスト指定のホスト名又を指定します。最大255文字です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
項目名 説明 省略 省略値
プロトコル プロトコルを指定します。
WMI-ユーザー名 WMIのユーザー名を指定します。最大276文字です。プロトコルがWMIの場合指定します。*1 不可
WMI-パスワード WMIのパスワードを指定します。最大128文字です。プロトコルがWMIの場合指定します。
WMI-パスワード確認用 WMIのパスワード確認用を指定します。パスワードと同じ値を指定します。プロトコルがWMIの場合指定します。
SSH/SCP-認証方式 SSH/SCPの認証方式を指定します。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-ユーザー名 SSH/SCPのユーザー名を指定します。最大276文字です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。 不可
SSH/SCP-パスワード SSH/SCPのパスワードを指定します。最大128文字です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-パスワード確認用 SSH/SCPのパスワード確認用を指定します。パスワードと同じ値を指定します。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-秘密鍵ファイルパス SSH/SCPの秘密鍵ファイルパスを指定します。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
カスタム-コマンド 実行するコマンドラインを指定します。SCPの秘密鍵ファイルパスを指定します。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。 不可
カスタム-コマンドオプション コマンドのオプションを指定します。最大1023文字です。 。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。
カスタム-作業ディレクトリ コマンドの実行ディレクトリを指定します。。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。 運用管理Agentプロセスのカレントディレクトリ(/opt/nec/pf/edm/agent/bin)

注:

  1. 収集対象がWindows の場合、「ドメイン\\ユーザ名」形式で設定してください。 ドメインに参加していない場合は「.」を指定してください。

    (ドメインに参加していないAdministrator ユーザの設定)
    .\\Administrator
    

例外対象設定

プローブ追加(入力)またはプローブ更新(入力)で例外対象追加又は更新例外対象を選択後更新ボタンをクリックすることにより、例外対象設定を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「OK」ボタンをクリックします。

例外対象を削除したい場合、例外対象一覧で削除したい対象列をチェックし、例外対象削除をクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
指定方法 収集対象の接続方法を指定します。範囲指定: IPアドレスの開始から終了までの範囲で指定します。マスク指定: IPアドレスとサブネットマスクで指定します。ホスト指定: ホスト名又を指定します。
IPアドレス開始 範囲指定の開始のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス終了 範囲指定の終了のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス マスク指定のIPアドレスを指定します。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
サブネットマスク マスク指定のサブネットマスを指定します。指定できる数値は0~99です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
ホスト名 ホスト指定のホスト名又を指定します。最大255文字です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可

プローブ収集定義編集

下記の表を参照し、各項目を指定後、「更新」ボタンをクリックします。

「更新」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義一覧のプローブ収集定義が更新されます。プローブ収集定義一覧の「更新」ボタンをクリックします。

プローブ収集定義編集-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします

項目名 説明 省略 省略値
プローブ収集定義名 プローブ収集定義名を指定します。最大256文字です。 不可
有効 設定の有効/無効を指定します。
自動発見 自動発見の有効/無効を指定します。
項目名 説明 省略 省略値
スケジュールタイプ 毎日/毎週/毎月から選択します。複数のスケジュールタイプを設定できます。スケジュールタイプは一つ以上選択する必要があります。 不可
曜日 スケジュールタイプで毎週を選択した場合に設定します。日月火水木金土から複数選択が可能です。
スケジュール日 スケジュールタイプで毎月を選択した場合に設定します。1~31を選択可能です。選択した日が存在しない場合は、翌月の1日に収集します。
スケジュール時間 プローブ収集時間を指定します。
項目名 説明 省略 省略値
対象 プローブ収集の対象を定義します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名
不可
項目名 説明 省略 省略値
対象 プローブ収集の例外対象を定義します。対象は以下の用に表示します。
範囲指定:IPアドレス開始~IPアドレス終了
マスク指定:IPアドレス/サブネットマスク
ホスト指定:ホスト名

対象設定

プローブ追加(入力)またはプローブ更新(入力)で対象追加又は更新対象を選択後更新ボタンをクリックすることにより、対象設定を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「OK」ボタンをクリックします。

対象を削除したい場合、対象一覧で削除したい対象列をチェックし、対象削除をクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
指定方法 収集対象の接続方法を指定します。範囲指定: IPアドレスの開始から終了までの範囲で指定します。マスク指定: IPアドレスとサブネットマスクで指定します。ホスト指定: ホスト名又を指定します。
IPアドレス開始 範囲指定の開始のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス終了 範囲指定の終了のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス マスク指定のIPアドレスを指定します。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
サブネットマスク マスク指定のサブネットマスを指定します。指定できる数値は0~99です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
ホスト名 ホスト指定のホスト名又を指定します。最大255文字です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
項目名 説明 省略 省略値
プロトコル プロトコルを指定します。
WMI-ユーザー名 WMIのユーザー名を指定します。最大276文字です。プロトコルがWMIの場合指定します。*1 不可
WMI-パスワード WMIのパスワードを指定します。最大128文字です。プロトコルがWMIの場合指定します。
WMI-パスワード確認用 WMIのパスワード確認用を指定します。パスワードと同じ値を指定します。プロトコルがWMIの場合指定します。
SSH/SCP-認証方式 SSH/SCPの認証方式を指定します。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-ユーザー名 SSH/SCPのユーザー名を指定します。最大276文字です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。 不可
SSH/SCP-パスワード SSH/SCPのパスワードを指定します。最大128文字です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-パスワード確認用 SSH/SCPのパスワード確認用を指定します。パスワードと同じ値を指定します。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
SSH/SCP-秘密鍵ファイルパス SSH/SCPの秘密鍵ファイルパスを指定します。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがSSH/SCPの場合指定します。
カスタム-コマンド 実行するコマンドラインを指定します。SCPの秘密鍵ファイルパスを指定します。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。 不可
カスタム-コマンドオプション コマンドのオプションを指定します。最大1023文字です。 。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。
カスタム-作業ディレクトリ コマンドの実行ディレクトリを指定します。。認証方式が公開鍵認の場合のみ入力可で必須項目です。プロトコルがカスタムの場合指定します。 運用管理Agentプロセスのカレントディレクトリ(/opt/nec/pf/edm/agent/bin)

注:

  1. 収集対象がWindows の場合、「ドメイン\\ユーザ名」形式で設定してください。 ドメインに参加していない場合は「.」を指定してください。

    (ドメインに参加していないAdministrator ユーザの設定)
    .\\Administrator
    

例外対象設定

プローブ追加(入力)またはプローブ更新(入力)で例外対象追加又は更新例外対象を選択後更新ボタンをクリックすることにより、例外対象設定を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「OK」ボタンをクリックします。

例外対象を削除したい場合、例外対象一覧で削除したい対象列をチェックし、例外対象削除をクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
指定方法 収集対象の接続方法を指定します。範囲指定: IPアドレスの開始から終了までの範囲で指定します。マスク指定: IPアドレスとサブネットマスクで指定します。ホスト指定: ホスト名又を指定します。
IPアドレス開始 範囲指定の開始のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス終了 範囲指定の終了のIPアドレスを指定します。指定方法が範囲指定の場合指定します。 不可
IPアドレス マスク指定のIPアドレスを指定します。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
サブネットマスク マスク指定のサブネットマスを指定します。指定できる数値は0~99です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可
ホスト名 ホスト指定のホスト名又を指定します。最大255文字です。指定方法がマスク指定の場合指定します。 不可

プローブ収集定義削除

プローブ収集定義一覧またはプローブ詳細でプローブ収集定義「削除」ボタンをクリックすることにより、プローブを削除します。

  • プローブ収集定義一覧

    プローブ収集定義一覧で削除したいプローブ列をチェックし、プローブ収集定義「削除」ボタンをクリックします。

    「削除」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義一覧のプローブ収集定義が削除されます。プローブ収集定義一覧の「更新」ボタンをクリックします。

    プローブ収集定義編集-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします

  • プローブ詳細

    削除したいプローブのプローブ詳細でプローブ収集定義「削除」ボタンをクリックします。

    「削除」ボタンをクリックすることにより、プローブ収集定義一覧のプローブ収集定義が削除されます。プローブ収集定義一覧の「更新」ボタンをクリックします。

    プローブ収集定義編集-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします

プローブ収集定義無効化

プローブ収集定義一覧で「有効」のチェックを外し「更新」ボタンをクリックします。

プローブ収集定義無効-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします

SBOM管理

SBOM一覧

メニューから、「ソフトウェア管理」-「SBOM」をクリックすることにより、SBOM一覧画面を表示します。

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
SBOM名 SBOM名
説明 SBOMの説明
更新日時 最終更新日時

SBOMを検索する場合は、SBOM一覧画面の「検索」をクリックし、検索種別と検索項目を指定した後、「検索」をクリックします。

「-」をクリックすることで、追加した検索条件を削除することができます。

検索条件として指定可能な項目は以下の通りです。

検索種別 検索項目
SBOM情報 SBOM名
説明
更新日時
サプライヤー
パッケージ名
ID
バージョン
SBOM作成日時
チェックサム
リレーションシップ
SBOM作成者
SBOMデータ

SBOM詳細

SBOM一覧の確認したいSBOM列をクリックすることにより、詳細情報を表示します。

項目名 説明
SBOM名 SBOM名
説明 SBOMの説明
SBOMファイル SBOMの内容を変更する際にしファイルを指定します
更新日時 SBOMの最終更新日時
項目名 説明
SBOM詳細 登録したSBOMのファイルの内容

「エッジ」タブをクリックすることにより、SBOMに紐づいているエッジを表示します。

項目名 説明
エッジID SBOMに紐づいているエッジID
エッジ名 SBOMに紐づいているエッジ名

SBOM登録

SBOM一覧で「追加」ボタンをクリックすることにより、SBOM追加(入力)を表示します。

下記の表を参照し、各項目を指定後、「追加」ボタンをクリックします。

SBOM登録-登録確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
SBOM名 SBOM名を指定します。重複可です。最大256文字です。 不可
説明 SBOMの説明を指定します。最大1024文字です。
SBOMファイル 登録するSBOMファイルを指定します。 不可

SBOM編集

下記の表を参照し、各項目を指定後、「更新」ボタンをクリックします。

SBOM編集-更新確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

項目名 説明 省略 省略値
SBOM名 SBOM名を指定します。重複可です。最大256文字です。 不可
説明 SBOMの説明を指定します。最大1024文字です。
SBOMファイル 登録するSBOMファイルを指定します。
項目名 説明
SBOM詳細 登録したSBOMのファイルの内容

SBOMをエッジに紐づけ/解除

SBOM詳細またはエッジ機器詳細でエッジ又はSBOMを選択又は解除することにより、SBOMをエッジに紐づけ、解除します。

SBOM詳細

SBOM詳細で「エッジ」タブをクリック後、選択ボタンをクリックすることにより、エッジ選択を表示します。

エッジを選択/解除をし、「更新」ボタンをクリックします。

SBOM編集-紐づけ/解除確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

エッジ選択

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
エッジID エッジID
エッジ名 エッジ名
説明 説明
最終接続日時 最終接続日時
グループ エッジ機器が所属するグループ

検索画面で指定可能な検索種別と検索項目については、エッジ一覧を参照してください。

エッジ機器詳細SBOMの紐づけ

エッジ機器詳細の「SBOM」タブを押下することにより、エッジ機器詳細(SBOM)を表示します。

エッジ機器詳細(SBOM)で選択ボタンをクリックすることにより、SBOM選択を表示します。

SBOM編集-紐づけ確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

SBOM選択

項目名 説明
表示件数 一覧の表示件数を変更する
更新日時 更新日時
SBOM名 SBOM名
説明 説明

検索画面で指定可能な検索種別と検索項目については、SBOM一覧を参照してください。

SBOMの解除

エッジ機器詳細の「SBOM」タブを押下することにより、エッジ機器詳細(SBOM)を表示します。

SBOM一覧で解除したいSBOM列をチェックし、SBOM解除をクリックします。

SBOM編集-解除確認-メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

SBOM削除

SBOM一覧またはSBOM詳細でSBOM削除をクリックすることにより、SBOMを削除します。

  • SBOM一覧

    SBOM一覧で削除したいSBOM列をチェックし、SBOM削除をクリックします。

    SBOM一覧-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。

  • SBOM詳細

    削除したいSBOMのSBOM詳細でSBOM削除をクリックします。

    SBOM詳細-削除確認-メッセージで「OK」ボタンを押下します。