プローブエージェントのセットアップ（Windows 編）¶

インストールに関する注意事項について¶

本ページに記載する手順は、管理者ユーザー権限で実施してください。本手順は、IoT Connectivity Engine (ICE Core) のセットアップ、EDM コンポーネントのセットアップが完了してから実施してください。 IoT Connectivity Engine (ICE Core) のセットアップ、EDM コンポーネントのセットアップ*1 は、# EDM エージェントのセットアップ（Windows 編）を参照してください。

注:

「connexive_edm_agent.zip」を「connexive_edm_probe.zip」、「edm_agent-win-x64-X.X.X.zip」を「edm_probe-win-x64-X.X.X.zip」と読み替えてください。

はじめに¶

プローブエージェントのセットアップは以下の流れで実施します。

IoT Connectivity Engine (ICE Core) の停止
WMI収集サービスの登録
SSH収集サービスの登録
プローブエージェントの設定
IoT Connectivity Engine (ICE Core) の起動

各コンポーネントをセットアップするため、以下のインストール媒体を準備します。X.X.Xにはバージョン番号が入ります。インストール媒体はWindowsエッジ機器の任意ディレクトリに配置されていることを前提とします。

コンポーネント名	ファイル名	格納先
ICE Core	iot_connectivity_engine_core-win-x64-X.X.X.zip	ice
EDM コンポーネント	edm_probe-win-x64-X.X.X.zip	edm_probe

設定手順¶

ICE Core のサービス停止¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、sc コマンドを実行することで「CONNEXIVE IoT Connectivity Engine Core」サービスを停止します。

C:\> sc stop ice-core

WMI収集サービスの登録¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、sc コマンドを実行することで「CONNEXIVE EDM InventoryCollect WMI」サービスを登録します。

sc.exe create edm_collectwmisrv start= auto binpath= "C:\NEC\pf\edm\agent\bin\CollectInventoryService.exe --sc" displayname= "CONNEXIVE EDM InventoryCollect WMI"

SSH収集サービスの登録¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行することで「CONNEXIVE EDM InventoryCollect」サービスを登録します。

cd C:\NEC\pf\edm\agent\bin
service_register.cmd

プローブ管理AGの設定ファイル(edm_probe_ag.propertie)を更新¶

C:\NEC\pf\edm\agent\conf\edm_probe_ag.properties のprobe.edgeid_prefix」(プローブ収集結果に払い出すエッジIDのプレフィックス)を設定します。プローブ収集で収集したマシンは、本prefixで指定した値にホスト名追加したエッジIDで登録します。

SSH収集サービスの起動¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、sc コマンドを実行することで「CONNEXIVE EDM InventoryCollect WMI」サービスを起動します。

C:\> net start "edm_collectsrv"

WMI収集サービスの起動¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、sc コマンドを実行することで「CONNEXIVE EDM InventoryCollect」サービスを起動します。

C:\> net start edm_collectwmisrv

ICE Core のサービス起動¶

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、sc コマンドを実行することで「CONNEXIVE IoT Connectivity Engine Core」サービスを起動します。

C:\> sc start ice-core

収集対象マシンの設定¶

プローブ収集機能により構成情報を収集する場合、収集対象のマシン側に設定が必要です。

SSH収集の場合¶

SSHを有効にし、root権限で接続可能なユーザを追加します。
追加したユーザがパスワード入力の入力を行わないでsudoできるようsudowersに追加します。 (例)edgeuser ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

WMI収集の場合¶

以下のコマンドにより、firewallの設定を変更します。

netsh firewall set service FILEANDPRINT enable
netsh firewall set service REMOTEADMIN enable

ビルトインの管理者ユーザを有効にします
「コントロールパネル」－「管理ツール」－「コンピュータの管理」を起動します。
「システムツール」－「ローカルユーザとグループ」－「ユーザ」を選択し、Administratorのプロパティを選択します。
「Administrator」のプロパティ画面で「アカウントを無効にする」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
「システムツール」－「ローカルユーザとグループ」－「ユーザ」を選択し、Administratorの右クリックメニューから「パスワード設定」を選択します。
Administratorのパスワード設定画面が表示されるので「続行」を選択します。
Administratorのパスワードの入力画面によりパスワードを変更します。
コンピュータを再起動します。
カスタム収集を行う場合、Tempの管理共有フォルダを作成してください。
カスタム収集する場合、エージェントのbin配下にcustom.sh/custom.batを格納してください。

カスタムプロトコルの場合¶

プロトコル選択でカスタムプロトコルを指定した場合、プローブ収集時に指定したコマンドを実行します。

本コマンドの引数に、引数に指定したオプションの後ろに以下のパラメータを追加し呼び出します。 --target:<収集対象のIPアドレス> --result_path:<収集結果を格納するフォルダ>

収集結果はresult_path配下にcollect_result.json(ファイル名固定)に出力してください。収集結果はのフォーマットは以下になります。

{ 
  "edge_id" : "収集対象のエッジID", 
  "Inventories" : [ 
    //エージェントが出力している 構成情報収集結果ファイル(InventoryAgent_collect_result.json)を参考にしてください
  ] 
}

収集対象のエッジIDはカスタムプロトコル収集のプログラムの中でシステム一意になるIDを払い出してください。

プローブ エージェントのセットアップ（Windows 編）¶